Kindleでも読める30年前の名作プレイバック 第7回

『ドラゴンボール』悟空も●●●するのか!? 大人になった主人公たちがより激しいバトルを繰り広げる「ピッコロ大魔王編」に突入

――今から30年前以上前、そう僕らが子どもだったあの頃に読みふけったマンガたちを、みなさんは覚えていますか? ここでは、電子書籍で蘇るあの名作を、振り返っていきましょう!

140320_rum.jpg(イラスト/村田らむ)

ドラゴンボール』Kindleカラー版。「孫悟空修行編」「レッドリボン軍編」続いては、「ピッコロ大魔王編」である。

「ピッコロ大魔王編」といっても、最初からピッコロ大魔王が出てくるわけではない。舞台は天下一武道会。まずは天津飯&餃子の鶴仙流コンビの登場である。

 天津飯らの師匠、鶴仙人の弟は桃白白である。鶴仙人は、亀仙人と同門の弟子で、ほぼ同い年。ということは、その弟の桃白白も300歳近い年齢ということになる。桃白白は孫悟空と戦った時、『殺し屋さん20周年記念キャンペーン中』と言っていた。となると、殺し屋を始めたのは比較的最近なんですな、桃さん。

 天津飯は最初、かなり悪いキャラとして登場する。将来の夢は桃白白のような殺し屋だし、初戦でヤムチャの足をあっさりへし折る。ヤムチャも、この頃にはやられ役が板についていた。そして、天津飯の登場で初めて、“舞空術”が登場する。後に、ほぼ全員が使えるようになる、気を使って空を飛ぶ技である。また、天津飯の全身を光らす“太陽拳”も、よく使われた技のひとつだった。

 もともとは悪ぶったキャラだった天津飯だが、根っこは腐っておらず、亀仙人(ジャッキー・チュン)との戦いや悟空との戦いを経て、悪の道には落ちず、和解する。

 ビシビシとキレのあるクンフーで戦いながら

「安易な影の道からぬけだせ!!」

と説教する亀仙人もかっこよかったが、悟空VSクリリンの同門対決も楽しかった。

 本当に仲が良いんだな~こいつら~!! と思わせておいて、天下一武道会終了後、突然何者かにクリリンが殺される。そう、ここからが、ピッコロ大魔王編の始まりである。

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