この度、『オタクのための風俗ガイド』(サイゾー刊)なる本が出版された。主にアニメキャラやメイドといったコスプレ女子とエッチなことができる風俗店を体験マンガを通して紹介し、初めて利用する人でも安心できる手ほどきなどをまとめた斬新な一冊だ。
本書の編著者は、眠田直氏。岡田斗司夫氏・唐沢俊一氏とともに結成した、オタク芸人ユニット「オタクアミーゴス」の一員として、世のオタクたちを牽引してきた(?)氏は、相当な風俗マニアだというが、なぜ今、ガイド本までつくろうと思ったのか? なぜ、オタクは風俗に行くべきなのか? 眠田氏に聞いた。
――そもそも、眠田さんが風俗にはまったきっかけはあるんでしょうか?
眠田 かれこれもう30年前のことになりますが、新宿を歩いていたら「個室ビデオ鑑賞店」というお店がありまして、たまにはAVでも見てヌクか~と思って入ってみたら、そこはビデオを見る際に、おねいさんが手コキしてくれる風俗店だったんですね。それが風俗初体験です。それで週刊誌で仕入れた知識で、どうせお金払うなら、やはり吉原のソープランドに行こうと思いまして、行ってみたらSEXのプロならではのテクニックとかサービスとかに圧倒されまして、それがきっかけですね。
――眠田さんにとって風俗って何ですか?
眠田 遊園地ですよ。大人の遊園地。行く前のワクワク感とか、行った後の満足感とか、USJやディスニーランドに似ている気がします。まぁ、たまにハズレを引くこともありますが(笑)。
――今回、オタク向けの風俗ガイドブックを出そうと思ったきっかけを教えてください。
眠田 いやー、アニメの格好をした女の子とか、メイド服姿の女の子とかがエッチなことをしてくれるお店がいっぱいある。こりゃあオタクのたしなみとして一度は行かざるをえないでしょう。あと、私が風俗に行きはじめた昭和の頃と違って、今は本当に可愛い子が多いんですよ。すごく質が上がってる。面白いものやイイものを見つけたら、紹介せずにはおれないというのが私のポリシーなんで、今回サイゾーさんからこの本を出させてもらって本当に感謝しております。
――オタクアミーゴスで地方講演に行くと、眠田さんは風俗に行っていたらしいですね(笑)。
眠田 オタクアミーゴスの地方公演の際には、岡田さんはうまいモノを食いに行く。唐沢さんはその地元の古書店に行く。そして私は風俗店に行く、と、夜は三人バラバラでしたね(笑)。私的にはススキノ(札幌)や中洲(博多)に行けたのが大きかったです。
――オタクは風俗店と、どのように(どのような距離感で)付き合ったらいいと思いますか?
眠田 オタクの恋愛や性生活は『ラブプラス』や「抱き枕」で行きつくところまで行っちゃったんで、あとは風俗しかないと思ってます。風俗――そこは最後のフロンティア。君たちの想像を絶する可愛い女の子、新しいシステムが待ち受けているに違いない……ですよ!
――では最後に、今回の本のPRをお願いします。
眠田 実用面だけでなく、読み物としても面白い本を目指したので、実際に風俗店に行く、行かないは別として、ぜひ手に取って読んでいただきたいです。「君もほむほむとHなことができるかもしれないぞ!」
■『オタクのための風俗ガイド』
眠田直・編著/サイゾー・発行/定価1000円+税
秋葉原、池袋、新宿、渋谷、名古屋、大阪、葛西……アニコス、メイド、マニアック……オタクな人なら10倍楽しめる、バラエティにとんだ全国屈指の人気店を体験取材。読んでるだけでコーフンしてくる、ちょっとエッチなマンガを通して、初めての風俗を疑似体験! さらに、安心・安全を保証する「活用マニュアル」を読めば、すぐに実践可能。さぁ、あなたも風俗デビューだ!
■眠田直(みんだ・なお)
漫画・アニメ・ゲームから某団体事務まで、いろいろやってきた50歳。代表作は『バトルスキンパニック(PCゲーム)』。「と学会」運営委員。最近は新作『燃え萌えナチス少女ゲッペルスちゃん(Windowsゲーム)』がいまひとつ売れてないので、無念に思う今日このごろ。ホームページはhttp://mindypower.com/
風俗こそ、オタクのたしなみ !? あの男が衝撃の書『オタクのための風俗ガイド』を出したワケのページです。おたぽるは、書籍、ホビー、オタクのための風俗ガイド、オタクアミーゴス、眠田直の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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