ゲーマータレントまったりネトゲ厨・荒木奈々の目指せレベル99! レトロゲームで初・体・験

ゲーマータレント・荒木奈々が『ドラゴンクエスト』を初プレイ! RPG不朽の名作は現代にどう受け入れられるのか!?

■キーワードは「妄想力」!?

──奈々ちゃんが今までにプレーしたことのある『ファイナルファンタジー』だけでなく、今のRPGは主人公たちがしゃべってドラマを演じますが、『ドラクエ』の主人公は基本的に無口で、「はい」「いいえ」くらいしかゲームの中では自己主張しないですよね。そこはどう感じましたか?

 やっぱりもうちょっとしゃべってほしかったかな。あと選択肢が少なくて、「いいえ」を選びたくても絶対「はい」を選ばないと物語が進まなかったり。もう少しいろんな選択肢があっても面白かったかなと思います。でも最初のRPGだから、そこは仕方がないのかな。

 それと、仲間がいないのがさみしかったです。いろんなキャラクターがいて、いろんなやりとりを仲間の間でやって進んでいくという要素がなくて、敵を倒すためにひたすら進んでいくっていう感じだったので、仲間が欲しかったです。

──そういう感想が『ドラクエII』以降に反映されて、仲間が増えたり、ドラマ要素が強化されていくんですね。全体的な感想としては面白かったですか?

 はい! 最近は自分でやることを決めたりストーリーを決めていくMMORPGばっかりプレーしていたので、クリアするために真っすぐストーリーを進めていくという『ドラクエI』は新鮮で全然退屈はしませんでした。

 ゲームシステムもわかりやすくて難易度もそこまで高くないので、あまりゲームをやったことのない女の子でも絶対に楽しめると思います。ゲームの入門編としてもピッタリなんじゃないでしょうか。

 あと、今のゲームは感情移入させるムービーとかでストーリーを見せる部分があって、自分で考えるのではなく流れる映像を見ている要素が強いんですが、『ドラクエI』って想像力を膨らませながらプレーする必要があるって気づきました。さっきもうちょっとしゃべってほしいって言いましたけど、そこは想像力で補いながらプレーしましたね。そこが新鮮でした。

──今回のポイントは「想像力」ですか?

 そうですね。今までプレーしたRPGってレベルを上げて物語を進めたり、すでに作られている物語を見せられて感情移入するものと思っていたんですが、『ドラクエI』をプレーすることで自分で物語やキャラのセリフを想像する楽しさがあるというのを知りました! 妄想力をもっと上げて、もう一回奥に隠れているストーリーを想像しつつプレーしたいですね。
(構成/有田俊[シティ・コネクション])

【今回の成果】
あらきななは レベルが あがった!
妄想力が 5ポイント あがった!
演技力が 1ポイント あがった!

■荒木奈々(あらき・なな) ゲーマーLv.2
1990年10月8日生まれ、埼玉県出身。身長153 センチ。B85W58H83。好きなゲームは『ファイナルファンタジー10』『ポポロクロイス物語』『NEXON アスガルド』『モンスターハンター』シリーズなど。タレントとして、テレビ東京『ギルガメッシュLIGHT』『ドリームドリームクリエイター』などに出演。趣味であるゲームを生かし、隔週火曜20時~ Hangameの公式生放送 『TERAの歩き方』ニコニコ生放送に出演中。
ブログ<http://ameblo.jp/araki-nana>

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