劇場版『アイマス』に似てる!? 折り返しを迎えた話題作『Wake Up, Girls!』の評価は?

――毎日、何本ものアニメが目まぐるしく放送されている現代日本。これだけ放送本数が多いと、見るのだって一苦労……。そんな悩める現代オタクのため、「おたぽる」がオリジナル作品を中心にテレビアニメ・レビュー! これさえ読めば、気になるあのアニメのあらすじから評判までがまるわかり!!※本文中には“ネタバレ”が含まれていますので、ご注意ください。

■『Wake Up, Girls!』
第6話「まだまだだよ」

1402_wug6.jpg『Wake Up, Girls!』公式HPより。

【今週の極私的見どころ!】
 テレビ番組のレギュラーコーナー「アニマル天気予報」が順調そうで、何よりです!(笑) 動物のきぐるみが意外にかわいいし、メンバーのすっとぼけたコメントもいいですね。毎回暗いストーリーですが、こういった小ネタと片山実波(CV:田中美海)の明るさに癒やされます。
 
【今週のおすすめ度】
★★★☆☆
(前回のあらすじはこちら

「Wake Up, Girls!」(通称:WUG!/ワグ)の所属する事務所・グリーンリーヴズエンターテインメントの丹下社長(CV:日高のり子)に接触してきた謎の男、早坂相(はやさかたすく/CV:鈴村健一)。彼の正体は国民的アイドルグループ「I-1クラブ」の立役者である敏腕音楽プロデューサーでした。そんな彼が突然、「WUG!をプロデュースしたい」と言い出したのです。丹下社長は驚きつつも、彼にすべてを任せることに……。そんなに簡単に任せてしまっていいの!?

 というわけで、毎週早坂の厳しいレッスンを受けることになったメンバーたち。へとへとになりつつも、それぞれが徐々に成長してきました。ネットでも「早坂はまとも」「言ってることは正論、やっていることも正しい」という意見が目立つように、彼は確かに敏腕プロデューサーなのかも!

 しかし、メンバーの中でひとり足を引っ張り気味の林田藍里(CV:永野愛理)。ある日の練習後、ついに早坂は藍里を呼び出し、「はっきり言ってアイドルの才能がない。考え直すなら今だよ」と厳しい言葉を浴びせます。それを聞いて落ち込む藍里。しかもその後のミニライブでも大きなミスをし、藍里は完全に自信をなくしてしまいます。「あんなにレッスンしてるのに、映画版よりライブがひどくなってる!」という意見も多いですが、その点はご愛嬌?

 次のレッスン日、これまで一度も遅刻したことのない藍里が集合時刻になってもに現れません。何かあったのかと心配するメンバーたち。そこに現れた早坂は「林田藍里はWUG!に必要ない」と断言したのです。

「林田藍里を切るなら、引き続きレッスンをする。もしそれができないなら、全員クビだ」という早坂の言葉にうろたえるメンバーたち。「10分で結論を出せ」と迫られた彼女たちは、果たして来週どんな答えを出すのでしょうか……?



 相変わらず松田(CV:浅沼晋太郎)が動かなかった第6話。その点はもはやどうでもいいとして、ネットでは「面白くなってきている」という意見がある反面、「第6話という折り返し地点なのにまったく盛り上がらない」「予定調和すぎる」という言葉も。また、今回は「劇場版『THE IDOLM@STER』とストーリーが似ていた」と感じた視聴者も多いようです。

 現在、『WUG!』公式ホームページのトップ画像からも藍里が消えてはいますが、「どうせ戻ってくるんだろう」と思っている視聴者が大半でしょう。次回のサブタイトルが「素晴らしき仲間たち」であることからも戻ってくることはほぼ確定だと思いますが、そのドラマをどう描くかで評価が変わってくるのでは?

 しかし今回も気になるところで次週に引っ張られましたね。その手法は有効だと思いますが、毎回毎回だと飽きてしまう気も……? また、アニメの続きも気になるのですが、ツイッターでも視聴者の挑発に乗り続けるヤマカンこと山本寛監督自身の動向も同じくらい気になる……という視聴者も多いはず。いろいろな意味で目が離せない作品です!
(文/ロペ子)

劇場版『アイマス』に似てる!? 折り返しを迎えた話題作『Wake Up, Girls!』の評価は?のページです。おたぽるは、アニメ作品レビューの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!