「2014年は恥じらいを捨てたい!」『凪のあすから』で歌うRayが語る、“これまで”と“これから”!

『Angel Beats!』『花咲くいろは』など、美しい風景描写と瑞々しい青春ドラマ描写に定評のあるアニメ制作会社・P.A.WORKSの最新作『凪のあすから』も1月より新章に突入。本編では4年が経過し、少年少女たちはいつしか青年へと成長。愛憎渦巻く群像劇は、ますます切なさの度合いを増す一方だ。

 そんな物語の展開に合わせて、オープニングテーマもリニューアル。爽やかな夏の風景を思わせるポップチューンだった前期OPテーマ「lull~そして僕らは~」から一転。新OPテーマ「ebb and flow」は、冬を思わせる哀愁たっぷりのバラードナンバーとなっている。自身にとって初のバラードシングルに挑戦したRayは、どんな意気込みでレコーディングに臨んだのか。そして、デビューから丸2年を経た今、改めてこれまでの歌手活動を振り返ってもらった。

■美海の気持ちになって歌った初バラードシングル

1402_ray_main.jpg(c) Project-118/凪のあすから製作委員

──『凪のあすから』新OPテーマ「ebb and flow」は、アニメの世界観やビジュアルとマッチする美しいバラードソングですね。

Ray 私が今まで歌ってきた歌の中では、一番ゆったりしたテンポの曲になりました。作品とリンクするところも多いので、アニメを見ている人はより楽曲の世界観に入り込んで聴ける曲になったんじゃないかなと思います。

──Rayさんというと、これまで歌ってきたアニメソングのイメージから“爽やかで元気”というイメージが強い人も少なくないと思います。「ebb and flow」はそんなパブリックイメージを覆す楽曲でしたので、非常に驚きました。これまでとは異なる路線のアニメソングを歌う上で、意識したことはありますか?

Ray アニメのOPテーマなのにバラードっていうのが、私的にかなり挑戦でした。今までにいただいたアニメのOPテーマは、明るくてライブで盛り上がりそうな曲が多かったし、一般的にアニメソングでしっとりしたバラードというとやっぱりEDテーマというイメージが強かったので、今回の曲はどう歌ったらEDテーマっぽくならないかという点を強く意識しながら歌いました。

──具体的にどういう部分を意識しましたか?

Ray 歌い方や声の出し方です。いつも歌の物語の主人公になりきって歌うようにしているので、今回は切ない歌詞にグッときちゃったんですけど、OPテーマなので暗くなりすぎないように気を付けました。

──今回、作詞を手掛けられる川田まみさんは、タイアップ作品の世界観をすごく大切にする歌詞を書かれる方ですよね。

Ray そうなんですよ。今回も歌詞をいただいた時にメモ書きがあって、この曲は美海ちゃん【注:『凪のあすから』のキャラ・潮留美海】の歌だ、ということがはっきりと書いてありました。だから私も、美海ちゃんの気持ちになって歌いました。

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