エロ過ぎる入浴シーンにネットは大はしゃぎ!! 真実が明かされた『キルラキル』

――毎日、何本ものアニメが目まぐるしく放送されている現代日本。これだけ放送本数が多いと、見るのだって一苦労……。そんな悩める現代オタクのため、「おたぽる」がオリジナル作品を中心にテレビアニメ・レビュー! これさえ読めば、気になるあのアニメのあらすじから評判までがまるわかり!!※本文中には“ネタバレ”が含まれていますので、ご注意ください。

■『キルラキル』
第16話 「女はそれを我慢できない」

エロ過ぎる入浴シーンにネットは大はしゃぎ!! 真実が明かされた『キルラキル』の画像1『キルラキル』公式HPより。

【今週の極私的見どころ!】
 総集編、新OPと新ED、鬼龍院皐月(CV:柚木涼香)の吐息付きのエロい入浴シーンがあり、さらには生命繊維が実はエイリアンだったこと、鬼龍院一族がそのエイリアンのエージェントだったことなどの設定が明かされるという、てんこ盛り。

 今後、舞台は宇宙へと拡がりを見せるや否や。

【今週のオススメ度】
★★★★☆
(前回のあらすじはこちら

 今回はひたすら舞台設定の解説なのですが、その前に、「展開の速いのが『キルラキル』! 総集編もアバン(アバンタイトル)で終わる!」と神衣・鮮血(CV:関俊彦)がメタフィクション的に総集編をやりきってしまう暴挙!

 さて、OPを終え、本編は東京へ戻る皐月のシーンから始まります。その皐月の元に、母でありリボックス社CEOである鬼龍院羅暁(CV:朴璐美)から「襲学旅行の報告をするように」との連絡が。皐月は羅暁のもとへと向かいます。

 さあ、ここからが入浴シーンですよ! 鬼龍院邸の大浴場、そこには神衣・純潔との「人衣圧倒」によるダメージを癒す皐月。そこに母・羅暁がやってきて、「禊を行う」と宣言しますが……この先はエロすぎて言葉にできない……。ネットでは、(当然のように)「●REC」コメントが飛び交い、あのツンの塊みたいな皐月様のか細いエロ声に「BPO!! BPO!!」(BPO:放送倫理番組向上機構)と訴えるものがあれば「ただの親子で仲良く風呂に入ってるだけだからセーフ!」と擁護(奨励?)するものもあり、大忙し。

 エロエロしい禊を終えた皐月と羅暁が向かうのは、鬼龍院邸の禁断の間「糸宮殿」。そこにあるのは、「原初生命繊維」。さてこの「原初生命繊維」とは何か? なんと、それは太古の昔、地球に降り立ったエイリアンで人類の進化を促した存在だったのです! そして、鬼龍院一族は、その生命繊維「カバーズ」の代弁者として働く一族なのでした。この「糸宮殿」でのシーケンス、画の構図や母子の関係、そして皐月の台詞「はい、お母様」という台詞まで、筆者は『銀河鉄道999』の女王プロメシュームとその娘・メーテルを思い出してしまいました。

 同じ頃、反制服組織・ヌーディストビーチ(以降、NB)と合流した纏流子(CV:小清水亜美)もまた、美木杉愛九郎(CV:三木眞一郎)と黄長瀬紬(CV:小西克幸)から、生命繊維の秘密を聞かされるのでした。生命繊維が生物に寄生するエイリアンだということ、そして彼らは「服」として人類に寄生し、その進化を促したこと。人類はエイリアンである生命繊維の「エサ」だということ。生命繊維は人類に「服を着る」という習慣だけを残して息を潜めていたものの、ついに表立って行動するようになったこと。その目的のために、羅暁率いるリボックス社が活動していること。NBはそれに対抗するために、流子の父・纏一身(CV:有本欽隆)によって設立されたこと。そして、その生命繊維との対決の為に鮮血が作られたこと……なんと、鮮血は、同胞である生命繊維と戦う為に「人によって」作られた存在だったのです。

 人類のために仲間殺しを求められている鮮血のあまりの不遇さに激高して「わたしはもう鮮血を着て戦わない!」と宣言する流子。流子マジイケ。しかし、黄長瀬は「戦わない神衣に存在価値はない! ならば今すぐ始末する!」と鮮血に銃を向けます。その前に立ちはだかる流子。

 どうなる流子、どうなる鮮血、美木杉たちNBの行方は? そして、羅暁たちリボックスはどう動く? 皐月は何を思うのか? そういえば、四天王たちはどうなった? マコ(CV:洲崎綾)は相変わらずかわいい! 次回、第17話「何故にお前は」であります。



 ちなみに、地球生物が進化するに当たって地球外からの影響があったというモチーフ、『2001年 宇宙の旅』(モノリスに触れることで進化)などもありますが、ネットでは『ゲッターロボ』(宇宙線であるゲッター線を浴びることで進化)を挙げる声がありました。確かに、空手少年・流竜馬と革命を志して学園を支配する神隼人という組み合わせや、地下に帝国を築く太古の爬虫類人間という設定は、流子と皐月、そして地下に潜っていたNBとも対応するような気がします。

 鮮血のような、同胞を裏切って本来なら敵である仲間のために戦うヒーローというモチーフ、筆者としては、関係の複雑さや感情の矛盾がより意志のアツさをひき出すのでとても好きなモチーフで、続きがとても気になります。

 新しいOPとEDもとても評判がいいようですよ。
(文/尾野スミ)

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