再現度はいまいち? “文化系”プロレス団体DDTのレスラーが美少女化!

1401_ddt.jpg「DDT美少女化計画」公式HPより。左からアントーニオ本多、高木三四郎、中澤マイケルの美少女ver.

 エンターテインメント性の高いプロレスを展開する団体「DDT」が、驚きの企画を発表した。それが、「DDT美少女化計画」である。これは、女子プロレスラーをテーマにした「Yahoo!Mobage」、「mixiゲーム」で提供されているPC向けソーシャルゲーム『リング☆ドリーム~女子プロレス大戦~』とのコラボレーション企画で、同団体のプロレスラーが美少女化され、レスラーカードとしてリリースされるというもの。ネット上では、この斬新な試みに驚きの声があがっている。

『リング☆ドリーム』は、アダルトゲーム『しっぽのきもち』(CAGE)の原画家・空中幼彩、マンガ『プラレス3四郎』(秋田書店)の神矢みのるらによるキャラクター、斎藤千和、三瓶由布子、伊瀬茉莉也ら声優陣によるキャラクターボイスでも人気を集めている。

「DDT美少女化計画」は、『リング☆ドリーム』とDDTが文字通りタッグを組み、真逆に位置するゴツいプロレスラーを美少女化するという、腕力に物を言わせた企画となった。

 DDTはこれまでAKB48からインスピレーションを受けた「DDT48総選挙」や、東京・大森で開催される「世界大森級選手権」、イケメンレスラーが集う「BOYS」、客席をビアガーデンにした「闘うビアガーデン」といった、一風変わった興行を打ち立ててきたが、今回の企画にはまさに度肝を抜かれたDDTファンも多いことだろう。

 その第一弾として美少女化されるのは、DDTの高木三四郎、中澤マイケル、アントーニオ本多の3選手。均整のとれた肉体と正統派スタイルのプロレスが持ち味の高木は大きなリボンを付けたスレンダーな女子レスラー、変態イロモノレスラーの中澤は褐色ツインテール、肉体派でエセイタリア風レスラーの本多は、ワンショルダー&ケモノ尻尾の美少女にそれぞれ変身。はっきりいって、コスチューム以外の共通点がまるで見出せない造形になり、提示されたファンは戸惑うばかりであろう。

 プロレスファンの筆者的には、せっかくクオリティの高いイラストで美少女したのだから、デフォルメするにせよ高木は足を高々と上げて放つ“ゆずポンキック”のムーブ、本多はぽっちゃり色白&片乳露出(この際、乳首は★で隠してもらっても結構)も再現してくれればよかったのにと思う。その点、中澤はタイツの下に履いているTバックを脱いで右手に装着してアイアンクローを放つアルティメット・ベノムアームの構えを再現しているので、なかなかの高得点だ。

 本プロジェクトは2014年2月よりスタートし、約1年に渡って第2弾、3弾と順次発表予定。文化系プロレスを標榜するDDTが仕掛けた、くらくらするような新たな一手。昨今ブームの擬人化ではなく女体化となったこの企画を一年間に渡り(なるべく、キュート&エロティックな美少女化に期待しつつ)、精神力の続く限り見守っていきたい。
(文/高橋ダイスケ)

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