樋口監督の映像技術が光る 『進撃の巨人』実写CM!ネットでは辛口の評価も?

1401_shingeki_cm.jpg「進撃の巨人×スバルフォレスター」公式サイトより。

 2015年に劇場公開予定の実写版『進撃の巨人』。その公開に先駆けて、1月24日に映画『怪物くん』を放送した『金曜ロードSHOW!』(日本テレビ系)の中で、「スバルフォレスター×進撃の巨人」のCMが流された。

『進撃の巨人』は、11年の映画化発表当初、映画『告白』などで知られる中島哲也監督がメガホンを取ると伝えられていたものの、突如降板。その後、アニメ『ふしぎの海のナディア』や実写映画『ローレライ』の監督として知られる樋口真嗣氏の監督起用が発表された。

 樋口監督は先の作品のほか、『風の谷のナウシカ』に出てくる「巨神兵」を起用した短編特撮映画『巨神兵東京に現わる』などを制作しており、アニメや特撮の映像表現に定評のある監督だ。『巨神兵東京に現わる』では、CG全盛のこの時代にミニチュアを全面採用し、文楽人形のように動かす巨神兵を制作するといったこだわりを見せていた。もちろん本CMも樋口監督の手によるもので、4時間かけた特殊メイクのアクターとCG、特撮を駆使した迫力ある場面で生々しく動く巨人を再現した。

 このCMは約15秒で、頬の両サイドまで口が裂けた女型の15メートル級(目測)巨人、ぶよぶよの中年太りの7メートル級(目測)巨人の2体が現れ、フォレスターを追いかけるという、劇中さながらのスリリングなシーンを展開。そして、最後には超大型の巨人が登場し、フォレスターの前に立ちはだかるというラストで締められた。

 このCMを心待ちにして盛り上がりを見せていた『進撃』ファン。ネット上の反応の中には、「思ったよりもしょぼい」「最後の超大型巨人だけよかった」など、期待値の高さも相まって辛口なコメントもちらほら。スピード感や重量感、そしてアンバランスな不気味な体型や表情など、巨人の特徴や嫌な魅力は十分に再現できていたようにも思えるが……。2015年の映画公開時にはどういった仕上がりになるのか。映画の続報と合わせて今から心待ちにしておこう。

 また、このCMは「進撃の巨人×スバルフォレスター」公式サイトで公開されているので、見逃した人はこちらでチェックされたし。
(文/高橋ダイスケ)

■「進撃の巨人×スバルフォレスター」公式サイト
http://shingeki-forester.net/

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