アニメ映画は軒並みランクダウン! 映画『永遠の0』大ヒットでコミックに再注目

――アニメ映画やマンガ原作映画など……今や日本の映画業界を語るにも、アニメやマンガは欠かせないものとなっている。そんな国内映画ランキングにおけるアニメ映画らを定点観測!

アニメ映画は軒並みランクダウン! 映画『永遠の0』大ヒットでコミックに再注目の画像1マンガ永遠の0(双葉社)。

 興行通信社発表によると1月11日~17日の国内映画ランキングでは、先週に引き続き『永遠の0』が1位を獲得し、好調をキープ。そして、仲間由紀恵&阿部寛コンビの『トリック劇場版 ラストステージ』(2位)、シルヴェスター・スタローン&アーノルド・シュワルツェネッガーがタッグを組んだ『大脱出』(3位)などの実写映画が強さを見せつけた。

 アニメ映画は、上記のタイトルに押される形で、先週2位だった『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』は4位に、同5位だった『プレーンズ』は8位に、同6位だった『かぐや姫の物語』は9位、同7位だった『劇場版HUNTER×HUNTER-The LAST MISSION』は10位と、軒並みランクダウン。『ウォーキングwithダイナソー』はトップ10から陥落してしまった。

 とはいえ、公開6週目にして同時公開の『ゼロ・グラビティ』を押さえ続け、上位をキープしている『ルパンvsコナン』の健闘ぶりには目を見張るものがある。

 また、5週連続1位を記録している『永遠の0』は、興行収入でも50億円を突破するなど破竹の勢い。この大ヒットにより、原作の小説以外にも、2010年にリリースされたコミック『永遠の0』(全5巻/双葉社)を読む人たちが増えているようだ。この勢いが続けば、テレビドラマ化やアニメ化などのマルチメディア展開も考えられるだろう。

 18日~19日のランキングでは、戦隊ヒーロー映画『獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦!さらば永遠の友よ』が3位に、マンガ原作映画『黒執事』が4位につける好発進を見せているので、来週のランキング入りはほぼ確実と思われる。

 そのほか、今週末の1月25日からは、アイマスこと『THE IDOLM@STER』の劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』や、大槻ケンヂ原作で中川翔子が主演の特撮映画『ヌイグルマーZ』といった作品が公開になるため、来週以降もアニメ映画や特撮映画などが盛り上がりを見せることになりそうだ。
(文/高橋ダイスケ)

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