パンツが「下品すぎる」!!非難轟々のテレビ版『Wake Up, Girls』第1話

――毎日、何本ものアニメが目まぐるしく放送されている現代日本。これだけ放送本数が多いと、見るのだって一苦労……。そんな悩める現代オタクのため、「おたぽる」がオリジナル作品を中心にテレビアニメ・レビュー! これさえ読めば、気になるあのアニメのあらすじから評判までがまるわかり!!※本文中には“ネタバレ”が含まれていますので、ご注意ください。

■『Wake Up, Girls!』
第1話「静かなる始動」

パンツが「下品すぎる」!!非難轟々のテレビ版『Wake Up, Girls』第1話の画像1『Wake Up, Girls』公式HPより。

【今週の極私的見どころ!】
 見どころといわれても、劇場版の使い回しのライブシーンくらいしか思いつかないあたりが、アニメの第1話としてどうかと思います。ちなみに、テレビ版でもパンツが見えました。ですがネットでは「下品すぎる」「不愉快だ」と非難轟々。確かに、劇場で観た時より、はるかに残念でした。
 
 敗因は2つ。1つは劇場版の使い回しシーンだということ。もう1つは、劇場版で語られていた“なぜ生パンのまま踊ることになってしまったか”がアニメでは語られていなかったこと。とにかく、劇場版を観ていなければ置いてけぼり感満載だし、劇場版を観ていれば使い回しカットの多さにゲンナリするという、どちらにしろ残念な第1話だったのでした……。劇場版がなかなか良かったと思った筆者だけに、余計にがっかりだったのかもしれません。

【今週のおすすめ度】
★★☆☆☆
(劇場版『Wake Up, Girls!七人のアイドル』レビューはこちら

 2013年のクリスマス、少ない観客の前でデビューライブを行った「Wake Up, Girls!」(通称:WUG!/ワグ)の7人。しかし社長が蒸発してしまった今、活動していけるかどうかも怪しくなってしまいました。それでも「活動を続けたい!」と強く思うメンバー達。マネージャーの松田耕平(CV:浅沼晋太郎)の様子が気になる七瀬佳乃(CV:青山吉能)と菊間夏夜(CV:奥野香耶)が事務所へと足を運ぶと、そこには岡本未夕(CV:高木美佑)の姿も。その後、松田とメンバー全員が事務所に集結します。

 そこで松田から聞かされたのは、“須藤さん”(CV:中尾隆聖)という敏腕プロデューサーがWUG!を気に入り、マネージメントのサポートをしてくれるという、うますぎる話。素直に喜ぶメンバーもいれば、怪しむメンバーも……そりゃそんなうまい話、疑いたくなります。
 
 数日後、松田とメンバーに会うため事務所にたずねてきた“須藤さん”は、あきらかに悪人面! もう絵に描いたような悪い人! いや、絵なんですけどね……。そんな須藤が突然机に叩きつけたのは、なんとビキニ。そして須藤はこう言い放ったのでした。
 
 「とりあえず、これ着てみようか?」
 



 
 先述のパンチラに対する非難のほかにも、「置いてけぼり感半端ない」「キャラの判別がつかない」など、ネガティブな感想がネットに溢れた第1話。確かに、劇場版を見ていないと話についていけない作りとなっていましたね……。さらに、映画では好感が持てた作画の揺れも、アニメ第1話では“好感が持てる”レベルではなく、ひどいの一言。「新人の練習のような作画だ」という意見もみられました。
 
 良いところといえば、やはり「タチアガレ!」が名曲であることと、映画の使い回しシーンの作画は良いということが確認できたことだけ……。今回のOPは、映画の使い回しカットで構成されていましたが、第2話からちゃんとOP用の映像、流れますよね……?
  
 それにしても、あれだけ映画を絶賛したレビューをアップしたあとのこのアニメ第1話の出来、筆者としても残念でなりません! 第2話以降に期待! してもいいのかな……?
(文/ロペ子)

パンツが「下品すぎる」!!非難轟々のテレビ版『Wake Up, Girls』第1話のページです。おたぽるは、アニメ作品レビューの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

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