ーー確かにAKBよりもSKEのほうが、キャッキャしている印象はありますね。
シライシ AKBは、メンバーの年齢も上がってきてしまいましたからね。その部分が、見えづらくなってきていた……というのは確かにあります。SKEのメンバーたちが醸し出す学園感というか、部活感みたいなものが、ピタッとフィットしましたね。もともと、少女マンガが好きなんで、こうした甘酸っぱい世界観とリンクさせているのは間違いありませんね。
ーーなるほど。以前、「サイゾー」の連載をまとめたフォトブック『SKE48 放課後、二次元同好会』(共に小社刊)の対談で、マンガ家のヤマシタトモコさんも、「SKEでマンガを描きたい!」っておっしゃってました。
シライシ そのフォトブック、僕も買ったんですよ(笑)。
ーーえ! ありがとうございます!
シライシ ヤマシタさんと中西(優香)さんの対談、面白かったですよね。
ーーその対談の中でも書いてあるんですが、ヤマシタさんが、「SKEをモデルに、次は百合マンガを描きたい」とおっしゃっていて。それはぜひ読みたい! と、ずっと思ってるんですけど。
シライシ 百合……いいですよね。若しくは女の子だけの学園モノでもいいと思うんですよ。僕、ヤマシタさんは『BUTTER!!!』(講談社)きっかけでファンになって。あれも、学園モノじゃないですか? 結局のところ、学園モノが大好物らしくて……。マンガにならなくても、ドラマとか、作ってもらえないかなあ、と。もちろん、『マジすか学園』でいいんですけど……『マジすか学園3』のプリズン設定だけはもう勘弁して欲しいんですよね。「なんでプリズンなんだよ、制服見せろよ!」って悶々と見てましたから。そんな訳でSKEメンで王道な学園モノをぜひ、よろしくお願いします。
ーー学園モノが大好物(笑)。じゃあ、SKEの写真集でいうと、『SKE48学院修学旅行』(講談社)とか、最高だったんじゃないですか?
シライシ ああ! もう、そうですね……(照)。手をつないだりとか、腕組んだりっていうね……これは、あんまり話しても、ただの僕の性癖になっちゃうんですけど(笑)。でも、そういうちょっとしたイチャイチャ感があるのが、好きなんですよ。
ーーそれは、何目線で見てるんですか?
シライシ 完全に女の子目線ですね。少女マンガも、男目線では絶対読んでないんですよ。「この主人公の子、口説きたいな〜」みたいな読み方、しないじゃないですか(笑)。そうじゃなくて、主人公に感情移入して、入り込んで読んでいるので……それに近い見方だと思います。
ーー「私も仲間に入れて!」みたいな?
シライシ ですね。一応、6期生の募集要項が出た時、確認しましたもん。「まさか、応募できたりしないよな〜?」って(笑)。
ーーまさに、『AKB49〜恋愛禁止条例〜』(講談社)みたいなミラクルが起きないと無理ですね(笑)。
シライシ ほんと、自分が13歳くらいの女の子だったら、間違いなく応募していたんですけどね。
ーーそれはそれで見てみたいです(笑)。話はちょっと戻りますが……ゆりあちゃんは、どこにハマったんですか?
シライシ これが……さっぱりわからないんですよね。徐々に、入ってきましたね(笑)。でも、『マジカル・ラジオ2』を放送していた頃に、「アイシテラブル!」というシングルが発売されて、それのMVに出ていたゆりあちゃんの困り顔がめっちゃ可愛かったんですよ。それが決定打になったんじゃないかなと思います。
ーーあのMVは可愛かったです。
シライシ ゆりあちゃんって単に可愛いらしいだけじゃなくて男前じゃないですか。可愛いとカッコいいのバランスが絶妙ですよね。まゆゆと路線が近そうですけど、中身は、全然違うタイプだと思うんですよ。ベースが男っぽいっていうか。だからゆりあちゃんのほうが、もうちょっと普通の女子高生を見ているような目線で見れますね。まゆゆはもっと、女の子だけの世界をものすごくデフォルメしたような……こじれてますから(笑)。追いかける労力もかなりのものでした。
ーー確かに、男性にはまゆゆを理解するのって大変そうですよね。
シライシ まゆゆが面白いって言ってたアニメをチェックしていた時期がありましたね、思考回路を理解しようと思って。『デュラララ!!』とか。
ーー涙ぐましい努力(泣)。じゃあ、宝塚なんかも観ましたか?
シライシ いや、そこは手が出せなかったですね。僕、ヤマシタさんのトークショーを観に行ったことがあるんですけど、その時も、目をキラキラさせた女の子たちしかいなくて。あの居心地の悪さったらないんですよ(笑)。宝塚も同じな気がして、どこから入ったらいいかわかんないんですよね。
ーー割と、宝塚とSKEの世界観は近い気がするんですけどね。ふとした瞬間のアイコンタクトとかに燃えたり(笑)。ぜひ、機会があれば手を出してみていただきたいです。あとは、好きなカップリングとかってありますか?
シライシ ゆりあちゃんと花音ちゃんですね。これはツイッターで散々書きましたけど、僕は、ゆりあちゃんと花音ちゃんがオフの日に一緒に買い物に行った、っていうブログを読んで胸熱になってるくらいで(笑)。ゆりあちゃんがちょっとお姉さん立ち位置の関係性が、好きなんですよ。
ーー(「ゆりあちゃんがお姉さん立ち位置の関係が好き」とメモる)
シライシ あ、それもメモるんですね(笑)。
ーーはい。しっかりと(笑)。
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