ファンにとって、プロレス初めともいうべき特別な日、1月4日。新日本プロレスの年明けの恒例イベント、いわゆる“1.4(イッテンヨン)”こと「バディファイトPresents WRESTLE KINGDOM 8 in 東京ドーム」が開催される日だ。
この1.4は1992年に第一回大会が開催され、2014年で23回目を迎える。これまで、数々の名勝負を繰り広げており、ファンの間で“イッテンヨン”といえば、この日の東京ドーム大会のことを指すのは、もう常識であろう。そんな、プロレス界のスタートとなるイッテンヨンは、今回も注目カードが目白押しだ。
まず、注目なのが前代未聞のファン投票によって決定されたメインカード。新日本プロレスの至宝・IWGPへビー級チャンピオンベルトを賭けたタイトルマッチであるオカダカズチカ(王者)vs内藤哲也(挑戦者)戦に、約2倍もの差をつけてメインに選ばれたのは中邑真輔(王者)vs棚橋弘至(挑戦者)のIWGPインターコンチネンタル選手権試合。
本来、新日本で一番権威のあるIWGPヘビー級選手権試合がメインになってしかるべきなのだが、ファンが選んだのは、権威としては一段下がるインターコンチネンタル選手権である中邑と棚橋の対決だった。IWGPの現王者で新日本の顔にまで成長したオカダはインタビューで「あのお二人(中邑と棚橋)が力を合わせて、ようやくボクに勝てる、ということじゃないっすかね」、「本当はどっちがメインにふさわしかったか? それが、大会が終わったら、みなさんもわかるんじゃないですかね?」と発言。余裕とも嫉妬ともとれる内容だが、メインを奪われた怒りは相当のはず。どんな熱い試合を見せてくれるだろうか?
そして、この件ではすっかり空気になってしまっている内藤が、当日はものすごい試合をして、ちゃっかりファンの話題をさらってしまう、という展開にも期待したい。
また、総合格闘技経験者たちによるスペシャルタッグマッチ、永田裕志&桜庭和志vsダニエル・グレイシー&ホーレス・グレイシー戦は、ひさびさの日本人選手対グレイシー柔術の対決。かつてグレイシーハンターとして名を馳せた桜庭が甦るか!? また、総合格闘技のリングで惨敗を喫した永田は、プロレスのリングで汚名を返上できるか!?
さらに、「5分以内でこの俺様がこのバカヤローを倒さなかったら、好きなスイーツもやめて、この“べらんめぇ口調”も抑えてやるよ、コノヤロー!」と宣言したスイーツ真壁こと真壁刀義vsバッドラック・ファレのヒール対決、後藤洋央紀vs柴田勝頼の男臭さ満点の対戦、プリンス・デヴィッドvs飯伏幸太のIWGPジュニアヘビー級選手権試合、グレート・ムタ&矢野通vs鈴木みのる&シェルトン・Xベンジャミン戦といった好カードが続々。
当日券のほか、ニコ生の新日本チャンネルで生放送、テレビ朝日では深夜2:45~放送する。
親会社のブシロードが展開するトレーディングカードゲーム(TCG)「バディファイト」を大会名に冠し、同社からは新日本プロレスのTCG「キング・オブ・プロレスリング」も発売中なので、1.4の放送を見ながら、TCGに興じるのも一興かも。
■「バディファイトPresents WRESTLE KINGDOM 8 in 東京ドーム」
開催日:2014年1月4日
開始時間:17:00~
会場:東京ドーム
http://wrestlekingdom.jp/
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