1位『雨音スイッチ』
作品ページ<http://www.swaneye.com/kokuchou/amane/>
【作品内容】
主人公・水島慎二のクラスに転入してきた里中雨音は雨が好きというミステリアスな少女であった。しかし、真実の彼女は精神を患い、寂しさを埋めるべく、常にセックスを求める文字通りのメンヘラだった。そして彼女の存在は周囲の女たちの黒い心をも、えぐり出していく。
【推薦理由】
同ブランド「黒鳥」の作品は、2011年の『肉欲接待プロデュース ~穴がブッ壊れるまで使ってやる~』以来のプレイだったが、あまりの展開に「もう、これ以上はまともにテキストを読めねえ!」と土下座したくなったし、モニターを叩き壊したくなってしまった。これまで、自分を非情な男だと思っていたオイラが、泣きたくなった本気タイトルである。
メインヒロインの雨音は「雨が好き」というメンヘラ。心に異常な部分を抱え、ところ構わず主人公をセックスに誘ってくるのは、まだよい。メンヘラゆえに行動は常軌を逸していて、ほかの女のコと話しているだけで嫉妬を抱き、メールを無視すれば早朝からずぶ濡れになって家の前に土下座していたりするんだから、恐ろしい。でも、彼女がそうなったのも自分のせいではない過去の因縁ゆえ。物語では、そうした過去の因縁が複雑に絡み合い主人公の元カノ、上級生に下級生等々のヒロインたちが、雨音に凄惨なイジメを。まさかエロゲーをやっていてヒロインが「カエルを喰え」と強要されるシーンが出てくるとは思わないだろ……。もうね、あまりに展開が壮絶で、首絞めセックスシーン程度じゃ驚かなくなってくる。メンヘラの定番、向精神薬の過剰摂取で病院搬送なんて「ああ、そういうことあるよね」と遠い目に。しまいには、リスカどころかヒロイン同士で殺し合いも起こるし、メインヒロインがほかのヒロイン全員にボコられるなんて、可哀想すぎるだろ!
でもね、全エンディングがバッドエンドというトンデモない設定ゆえに、悲惨しかない雨音を、単なるメンヘラと突き放すことができなくなっちゃうんだよな。「オイラがなんとか救ってやりたい」と、ほかのヒロインをブチ殺したい衝動も沸き上がってくるのを押さえながら「いや、一個ぐらいはトゥルーエンドがあるはずだ」と必死にプレイしてしまったよ。ホント、これじゃあ雨音の人生、悲惨すぎるじゃないか! 未プレイの人はやってみて、ぜひ一緒に「オレもそう思うョ」と共感してください。お願いします。
今年最も抜いたエロゲーは何だ!? 独断と偏見と愛で選んだ変態向けエロゲー・ベスト5のページです。おたぽるは、PCゲーム、ゲーム、エロゲー、昼間たかし、つるみく、緒方剛志、男の娘、メンヘラ、抜きゲー、鬱ゲー、黒鳥、ハイレグ、猟奇ゲー、肉便器の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
人気記事ランキング
人気連載