有名ボカロPの評価はいかに? ボカロアプリ「VOCALOID first」の実力を検証

2013.12.26

ぼーかりおどPさんに「VOCALOID first」を触ってもらい、忌憚なき意見を伺いました。

 初音ミクを筆頭とする「VOCALOID」(通称:ボカロ)が世間にも浸透してきた昨今。テレビニュースでボカロが取り上げられたり、店頭でボカロ曲が収録されたCDを見かけたりすることも多くなってきましたよね。巷では「ボカロPになればモテる」なんて迷信まで生まれているとか、いないとか。

 そんな中、「誰でもすぐにボカロPになれる!」という触れ込みで話題となったのが、11月初旬にヤマハからリリースされたiPhone、iPod touch、iPad向けのアプリケーション「VOCALOID first」。

 あらかじめ用意されたメロディ素材を並べ、好きな歌詞を入力するだけで、簡単にボカロ曲が作れるこのアプリ。リリースされるやいなや、ネット上には「ボカロ曲が簡単に作れる!」「入門に最適!」などアプリを高く評価する感想やレビュー記事が多数アップされました。

 ですが、この「VOCALOID first」、本当に誰でも簡単にボカロ曲が作れるの!? どれくらい“使える”アプリなの!? どの記事を見てもアプリを称賛する内容ばかりで、実際のところがわからない……。

 そこで取材班は「VOCALOID first」の全貌を明らかにするために、ある人物に実際アプリを使用してもらい、感想を伺うことにしました。

 そう、取材班が白羽の矢を立てたのは、ボカロ界でも“初期の名曲”と名高い「1/6 -out of the gravity-」(2009年)を生み出した、ぼーかりおどP(以下、おどP)さん。ファンの間ではもちろんのこと、業界関係者にも評価が高い、実力派ボカロPです。

 そんな“真のボカロP”ともいえるおどPさんが「VOCALOID first」を使ってみたら、どうなるのでしょうか……! 果たしてこのアプリ、本当に簡単にボカロPになれるものなのでしょうか!? そして通常のVOCALOIDとの違いは!?

 というわけで、真のボカロPであるぼーかりおどPが、「VOCALOID first」を使ってみました! 

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