成田童夢の“ガチオタ”インタビュー!オタ芸ガイドブックまで監修するそのガチっぷりに迫る!!

──今回の本には、成田さん考案のオリジナル技も収録されるそうですね。

成田 はい。今回の本に収録した「地団駄」は僕オリジナルの技ですね。(水樹奈々さんの楽曲である)「ETERNAL BLAZE」発祥です。ドラムを連打している部分を手の表現だけではなく、体で表現できないか。足も動かしたいなという事で、地団駄を踏んでみたら、それをテレビのプロデューサーさんに気に入っていただいて、じゃあそれを自分の技にしようという事で。基本的に片足だけなんですが、そこは両足で、よりアグレッシブにやっているのが「地団駄」です。まあ、オタ芸には特に決まった型というものはないので、今回の本に関しては“成田童夢流”ということでご理解いただければと思います。僕の場合、オタ芸にはアイドルを応援するという要素ももちろんありますが、基本的に魅せるという要素が大きくあると思っています。これからもそこを追求していきたいですね。その要素が詰まった今回の本は、オタ芸でアイドルにアピールするという要素も強いのかもしれません。「あいつ、なんかかっこいいぞ!」「アイドルも頑張ろう!」「あのオタ芸師よりもいいステージにしてやろう!」みたいな、変な相乗効果が生まれるかもしれません(笑)。

■成田童夢とオタ芸の出会い

──成田さんがオタ芸と出会ったきっかけは何ですか?

成田 藤本美貴さんの『ロマンティック浮かれモード』で踊っている人の動画をYoutubeで見て、なんなんだこれは!? って思ったのが最初の出会いですね。その時は宗教的な何かをやっているように感じて、ちょっと敬遠していた部分があったんですが、試しに自分もやってみたら、オタ芸の中にもアイドルを崇拝するという意味でのオタ芸もあれば、アニソンが好きで打ちたいというオタ芸もあるな、と思うようになったんです。どちらかというと僕は後者のほうですね。そのうちに、どんな歌謡曲でもオタ芸が打てることがわかってきて、色々な楽曲に合わせて自分自身で表現できるのがいいなと思って本格的に始めました。

──それがいつ頃の話ですか?

成田 トリノオリンピックが終わってからなので2006年とか2007年の頃です。

──スノーボードの次はオタ芸を極めるぞ、みたいな感じですか?

成田 そういうわけではなく、純粋にオタ芸が好きなオタ芸の一ファンとして始めました。「オタ芸ってなんだか面白いな」ということでアイドルの現場とかたくさん見て回っただけのファン、というところです。その時は、自分もオタ芸の動きがよくわかりませんでした。そういった当時の自分の経験を生かして、今回の本の完成に至ったという所です。自分がぶつかった壁を、そのまま今回の本に落とし込みました。

──成田さんの好きなオタ芸は何ですか?

成田 やっぱり「回転ロマンス」とか「カトリーナ」ですね。腕を回したり、大きく表現することがオタ芸では大切だと思いますから。

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