アイドル業界に激震!! 平成のキャンディーズことC@n-dolsはなぜ徒花になってしまったのか!?

1312_candols_cd.jpgC@n-dolsの最初で最後のCDとなってしまった『年下の男の子』。

 メンバーはブログのコメントで「このたび私達C@n-dolsはオフィス亜都夢との契約を円満に終了することになりました」と発表(平成のキャンディーズっていうから、てっきりナベプロ所属だと思ってた)。このまま引退かと思われたが、「これからは3人で力を合わせて、また皆さんの前で歌える日まで歌をメインに練習を重ねて今まで以上に3声コーラスに磨きをかけ、アーティストとして皆さんに認めてもらえるように、パワーアップした姿を絶対お見せしますので、勝手ですがその時まで私達を待っていてくださいね。」と、ここでもタフなコメントを披露し、ファンドルズたちの涙を誘った。もう、健気のひと言だ。

 多種多様なアイドルグループが激しい消耗戦を繰り広げている真っ只中に、「正統派アイドルを目指す」と宣言し、アイドル界に旋風を巻き起こすかと思われたC@n-dols。あえなく活動停止となってしまったが、悪いのはきっとメンバーではない。

 キャンディーズという大看板を引っ張り出してきたものの、初期のホームページとグループ名の時代錯誤感、デビューから半年たってようやくスタートした公式facebookとtwitter、それに直結する露出の少なさ、活動停止の件も所属レコードレーベルの日本クラウンに「知らなかった」とコメントされる始末の悪さ……。「アイドルグループ作って、握手会みたいなことすりゃ、固定ファンが勝手についてきて儲かるだろう」的な思考が、デビュー前からいちいち見え隠れしていた。

 そんな大人の事情で、事務所からもレーベルからもロクなバックアップもなく、アイドル界の片隅にひっそり咲いて散ってしまった徒花、C@n-dols。この経験を糧にメンバーたちが成長し、“元C@n-dols”の肩書きを引っ提げて返り咲くことを願うばかりだ。がんばれ、アヤ、ミュー、ユキ、それとアユカ! 君たちにはファンドルズがついている!
(文/高橋ダイスケ)

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