明日12月12日に、人気レースゲーム『ニード・フォー・スピード』シリーズの最新作『ニード・フォー・スピード ライバルズ』が発売される。本作のウリは、プレイヤーが“レーサー”か“警察”かをチョイスして、スピードバトルに挑む点だ。
警察になってのスピードバトルといえば、「ナンシーより緊急連絡。」でお馴染みの名作『チェイスH.Q.』が思い起こされる。『チェイスH.Q.』は、1988年にタイトーからリリースされたアーケードゲーム(後に家庭用ゲーム機に移植)だ。プレイヤーは警察となり、覆面パトカーに乗って逃走中の犯人の車を追跡する。このゲームで斬新だったのは、犯人の車に自分の運転する車をぶつけて、走行不能にすればクリアというシステムだ。
筆者も当時は、その新感覚のゲームに夢中になり、プレイヤーの音声である「レッツゴー!」「任せてちょーだい!」を真似しながら、警察気分でエキサイティングなドライブに挑んだものだ。ただ、このゲームは難易度が高く、財布のお金もどんどん吸い取られて、いつもエンプティ寸前だった気がする。いまだに、タイムオーバー直前になると聞こえる、ナンシーの「もたもたしてると時間がなくなるわ!」というセリフが頭にこびりついてるし……。
今回発売となる『ニード・フォー・スピード ライバルズ』では、体当たりオンリーの『チェイスH.Q.』と違い、ショックウェーブ、ジャマー、バリケードの設置要請、ヘリの航空支援などを使って相手レーサーを追い詰めることができる。時代は変わったもんだなぁ。
また、本作の新システム「AllDrive」によって、すでにフレンドがレースやカーチェイスをして遊んでいる世界に、ロビー時間、待ち時間なしで、そのまま参加することが可能となっており、同じ空間をシームレスに体験できるようになっている。
さまざまなフレンドやAIを相手に、カーチェイスが楽しめる『ニード・フォー・スピード ライバルズ』は、『チェイスH.Q.』にハマった人たちにもぜひ試してもらいたい作品だ。
(文/高橋ダイスケ)
■『ニード・フォー・スピード ライバルズ』
プラットフォーム:PlayStation 3, Xbox 360
メーカー:エレクトロニック・アーツ
価格:7665円(税込)
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