えるたまのアイドル自由帳 第5回
アーティスティックなのに最高にアイドル!K-POPのメソッドを打ち破るSHINeeの魅力とは?
編集部
2013.12.05
――マンガ家・えるたまが、パロディとリスペクトでアイドルたちをいじくり愛でる! K-POPを中心に、男女問わずアイドルと呼ばれるすべての“煌めき”たちに捧ぎます……。
<推せるミュージックビデオ>
『Everybody』/SHINee
それまで長いこと韓国アイドル市場を天下に収めてきた東方神起の首を取り、王座を欲しいままにしていた06年デビューのYGエンターテインメント発ボーイズグループBIGBANG。高い音楽性とファッション性に優れた同グループに対抗するため、SMエンタテインメントが次に生み出したのが08年デビューのSHINeeであった。マッチョイズムが良しとされていた韓国芸能界において、スキニーパンツを履きこなし繊細でポエティックな表現を打ち出したSHINeeは所謂「韓流」とは一線を画した存在となった。そんなSHINeeが結成6年目にして放った新曲『Everybody』は、それまで彼らが培ってきた高いパフォーマンス力やファッション性、エレクトロ、ロック、ファンクといった多彩な音楽性の全てを踏襲した、現時点での集大成ともいえるだろう。このMVを見ればSHINeeが「K-POPブーム終焉」などという風説とは無縁であることがわかるはずである。
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●えるたま
東京生まれロキノン育ち今はアイドルのATM。マンガ家・イラストルポライター。K-POPのブログやっています。
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