【新連載】「アイなめ!」 第1回

アフィリア・サーガ委員長が語るアイドルとは?「ファンの金銭事情までわかってるアイドルは私たちだけ!」

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――では、憧れの人とかっていました?

ルイズ 憧れは、やっぱり桃井はるこさんですね。

――志倉千代丸さんと、アフィリアのダブルプロデューサーをされていますからね。桃井さんのスゴイところって、どんなところなんでしょう?

ルイズ “元祖アキバ系アイドル”といったら、桃井さんなんですよ。だから、今のアイドル文化を作り出す一番最初が桃井はるこさんだと思っているので、それをたったひとりで築き上げてきたのが、とにかくスゴイなと思います。そして、マニアックな引き出しをいっぱい持っていて、歌でがっちり人の心を持っていくチカラがあって、とにかく圧倒されます。パワフルですね。

――アニソンといえば、今回のシングル「S・M・L☆」も、アニメのオープニングテーマに起用されていますよね。ええっと……アニメのタイトルが……

ルイズ 『俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している』(TOKYO MX)。

――タイトル長いっすね(笑)。

ルイズ 略して『のうコメ』で大丈夫です! はい!(笑)

――『のうコメ』では、ルイズさん、次回予告もやってますよね。

ルイズ はい! しゃべりました! 次回予告を録るのって、こんなに緊張するんだ!って思いました。ライブよりも緊張するんだ!って(笑)。普段通りしゃべればいいのに、こんなに緊張するんだぁ!って。声だけって、難しいんですよね。ステージに立って、身ぶり手ぶりで伝えられることって大きいんだなって思いました。

――実は『S・M・L☆』は先にアニメの主題歌として聴いていたので、アフィリアさんの曲だって最初気が付かなくて。

ルイズ そうそう! 気付かれないんですよねぇ。

――ちゃんとアニソンしてましたからね。逆に昨年出た「SURVIVE!!」なんかは、アイドルソングらしい曲ですよね? どっちがやりやすいとかあるんですか?

ルイズ 私はどっちがやりやすいとかいうよりも、どっちもやりたいです!

――あ、アニメといえば、最近『黒子のバスケ』(TOKYO MX)にハマってらっしゃるみたいで。

ルイズ 大好きです!

――ツイッターでも、だいぶ大変なことになってるなぁと。

ルイズ でもツイッターでは思いっきりつぶやくとびっくりされてしまうので、セーブしてるんですよ(笑)。フォロワーさんにはアニメ、ゲームオタクの方もいらっしゃいますし、アイドルオタクのアニメ全く見ない層の人もいるので、驚かれないようにしないとなって。ホントは「ガー!」っと思いっきり『黒バス』について言いたいんですけどね(笑)。でも、それでフォロワー数が30人とか一気に減ったら凹むじゃないですか!

――でんぱ組.incのえいたそ(成瀬瑛美)さんとか、ガッツリつぶやいてるじゃないですか。

ルイズ えいたそは濃いですよね。スゴイですよ!

――では、せっかくなので、普段なかなか大声に出して言えない『黒子のバスケ』の魅力を言っちゃってください。

ルイズ 「週刊少年ジャンプ」(集英社)のスポーツマンガって、現実にない技とか出てくるじゃないですか? でも、青春スポ根モノがもともと大好きで、汗水流して、熱くなって闘って、時には涙を流して、涙の裏には深い理由があって……みたいな設定に、とにかく弱いんで。私はみなさんにぜひ、『黒バス』を読んでもらいたいですね! 女子ファンが多いのはキャラクターがカッコイイからとかBLっぽいからとかもあるとは思うんですけど、私はそこを取り除いて、“青春モノ”として大好きな作品です。

――いやあ、それにしても、アイドルの話をしている時より、アニメやマンガの話のほうが明らかにテンション高いですよね。

ルイズ すいません(笑)。

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――やっぱり、ごく一般的なアイドル像とは、アフィリアってちょっと違う気がします。アフィリアとして、アイドルとして、ルイズさんが一番大切にしている部分ってどこなんですか?

ルイズ アフィリアには「誰かのための自分」という言葉があって、誰かのために思いやったり、気を使ったりしながら行動することを心がけているんですけど、それってアイドルだけに限らず大切じゃないですか。でも、アイドルだからこそ、いろんな人に見られているからこそ、より意識しなきゃいけないと思うんです。

――アフィリアにはお店もあって、ファンとの距離も近いですよね。ライブを見るだけじゃなくて、お客さん……アフィリアでいう“先輩”と接する機会も多い。もともとお店のお客さんとスタッフという関係だったからこその違いって、あるんでしょうか?

ルイズ お店で働いている時にお話しすると、けっこう深い話もするので、応援してくれている先輩たちの生活が見えたり、どういう環境で私たちを応援してくれているのかとかも、スゴイわかるんですよ。応援してくれている人たちだって、時間は限られているし、金銭面とかいろいろあります。私たちの距離感だからこそ、お客さんの立場で考えることができると思うんですよ。お客さんのことをすごく理解しちゃってるところが、ほかのアイドルさんとは違う気がするんです。仲良くなりすぎちゃう部分もあるし、仲良き中にも礼儀ありですけどね。先輩のプライベートな部分まで知っちゃってるアイドルって、ほかにはいないと思うんですよ(笑)。お客さんも私たちを近くに感じてくれているからこそ、楽しんでくれてるとは思います。

――アフィリアとして、ライバルと感じてるアイドルっていたりしますか?

ルイズ 結成が同じ時期で、ずっと対バンもしてきたので……でんぱ組さんは私の中ではライバルだと思ってます。でんぱ組のメンバーは、本当に楽しんで仕事してるなって。毎日のように遠征で、海外もポンポン行って、でも裏でも疲れた顔も見せないで、笑顔でキャッキャしてて。メンバー同士で会話も絶えないんですよね。見ていて、肩の力を抜いて毎日を楽しむ姿勢が大事なんだろうなって、気付かされました。

――最後に、一言で無理やりまとめるとすると、アイドルってなんですかね?

ルイズ アイドルは「元気の源」だと思います。見てて楽しくなったり、応援してて元気をもらう存在がアイドルだと思うので。

――アフィリアの距離感だからこそ、ファンのコンディションも感じるからこそ、ですよね?

ルイズ そうかもしれないです!

第2回には、マホ・ソット・ボーチェさんが登場! 

(構成/エドボル)
(写真/後藤秀二)

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●ルイズ・スフォルツア
12月19日生まれ、池袋店所属。アフィリア・サーガの委員長。スレンダー担当。
公式ツイッター<https://twitter.com/louise_sforzur
公式ブログ<http://blog.livedoor.jp/afiliasaga/archives/cat_55482.html

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販売元:クラウン徳間ミュージック販売(株)
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●エドボル
放送作家。『妄想科学デパートAKIBANOISE』(TOKYO FM水曜25:00-)、『安田大サーカスクロちゃんのIdol St@tion』(目黒FM隔週木20:00-)、『Tokyo Idol Festival2013』(フジテレビNEXT)など、テレビ・ラジオなどの構成を担当。「サイゾー」(小社刊)、「SPA!」(扶桑社)などでもアイドル関連のインタビューを中心に執筆中。

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