宮崎駿監督の女性のタイプは……『世界一受けたい授業』で鈴木敏夫Pが暴露!?

1311_sekaiichi.jpg日本テレビ『世界一受けたい授業』公式HPより。

 11月9日、日本テレビ系にて『世界一受けたい授業 世界に誇れるNIPPON2時間スペシャル』が放送され、スタジオジブリの逸話の数々が、同社の鈴木敏夫氏によって語られた。番組では、今年9月に行われた宮崎駿監督の引退会見から、ピクサーのジョン・ラセター監督のジブリ・リスペクトぶりを紹介した後、鈴木氏がスタジオに登場。今回は、10月23日に公開される高畑勲監督の『かぐや姫の物語』の告知のための出演とみられる。

 同番組では、ジブリの面白さを支える「ジブリ作品の映像マジック」をテーマに進行。まず鈴木氏は、『風立ちぬ』公開前に同番組に訪れた際、すでに宮崎監督の引退を知っていたため、同作を”宮崎駿の遺言”と称したことを明かした。その後、宮崎監督は現在、マンガ連載を考えていると語り、すでにその執筆を始めているという。テーマは”戦国時代のチャンバラ”ということで、時代設定としては1997年に公開された『もののけ姫』あたりを想起させるが、一体どのようなマンガとなるのか? 期待が募るばかりだ。

 番組は進行し、宮崎作品が面白い理由のひとつとして、モブ(群衆)シーンを挙げ、宮崎氏が原画などで参加した1968年公開の『太陽の王子 ホルスの大冒険』を引き合いに出して紹介。『風立ちぬ』からも、関東大震災後に街を右往左往するモブのシーンを取り上げ、そのスゴさを解説していた。加えて、宮崎監督の口グセは「面倒くさい」であり、同時に「世の中大事なものというのは必ず面倒くさいんだ」とも語っていることが、鈴木氏によって明かされた。

 また、宮崎監督が「シンプルだが描くのが非常に難しい」と考える日常の動きとして、”歩くシーン”をピックアップ。年齢や性別によって歩く姿を描き分けるのは至難のワザで、そのため、スタジオジブリでは、新人アニメーターにことあるごとに見せるシーンがあるという。それは、故・近藤喜文監督の『耳をすませば』でジブリを代表するアニメーター・大塚伸治氏が手がけたエンドロール。このエンドロールは、横からの固定アングルで人々が行き交う通学路の一日を描いており、歩く姿で老若男女それぞれの個性が表現されていると、太鼓判を押しているそうだ。

 そのほか、番組では宮崎監督の10作品中に”転ぶシーン”が63回あることを取り上げた。これは ”転ばせることでキャラクターをより人間らしく見せる”という宮崎監督の持論があると、鈴木氏は語った。

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