ギャンブル、ヤンキー、アウトロー…アングラ満載！の「ヤングマガジン」

　本日11月6日は、「ヤングマガジン」（講談社）で連載中の『賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編』第1巻が発売。カイジは、帝愛グループの兵藤会長の息子・和也と雌雄を決すべく、“ワン・ポーカー”での対決を開始する。また、今週発売の「ヤングマガジン」では、自らの命を賭けるギャンブルに強制参加させられる男が主人公の『デスペナ』（作画：江戸川エドガワ／原作：押川雲太朗）の連載もスタート。アングラ、ヤンキー、アウトローマンガ路線を突き進む「ヤンマガ」に、また強力なラインナップが加わった。

　ヤンキーものでは、地域一帯に名を馳せるヤンキーが塾に通うという変わり種の『ヤンキー塾へ行く』第2巻が、本日11月6日に発売される。今週で連載2回目を迎える『バウンスアウト』（作画：東元俊也／原作：西条隆男）にも注目。少年院あがりの主人公・大和壮兵がバウンサー（クラブなどの用心棒）として成り上がる物語で、舞台である六本木のアウトローたちの現状がリアルに描かれる。

　アングラモノとしては、“6月の蛙男”が残忍な私刑を繰り返す『ミュージアム』第1巻も本日発売。同日に第13巻が発売される『モンタージュ』に続き、クライムサスペンスの看板作となりそうだ。

　ほか『なにわ友あれ』、『サイコメトラー』、『ドクター早乙女』など、男心をくすぐるタイトルをラインナップしている「ヤンマガ」。ヤンキーや、すっかり市民権を得た（？）半グレ、ヤクザといったデンジャーな世界を垣間見たいという願望のある読者からの支持はまだまだ続くだろう。

『賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編』第1巻
作：福本伸行
価格：600円
出版社：講談社

『ヤンキー塾へ行く』第2巻
作：荒木光
価格：600円
出版社：講談社

『ミュージアム』第1巻
作：巴亮介
価格：600円
出版社：講談社

『モンタージュ』第13巻
作：渡辺潤
価格：580円
出版社：講談社