小倉唯と石原夏織の声優ユニット・”ゆいかおり”の移籍で囁かれる裏事情…レコード会社社員が暗躍!? 

 今年9月、『ロウきゅーぶ!』袴田ひなた役などで知られる声優・小倉唯と『輪廻のラグランジェ』京乃まどか役などを務めた声優・石原夏織の移籍騒動が、業界内外を騒がせた。

1311_yuikaori.jpgBunny(Blu-ray Disc付)

 小倉、石原は元々、共に声優事務所スタイルキューブに所属。ユニット”ゆいかおり“を結成し、人気を博していた。そんな中、同社の看板声優として活躍していた2人は、今年9月16日に声優事務所のシグマ・セブンeへの移籍を発表。この電撃移籍は、声優ファンや業界の人間に大きな衝撃を与えた。この移籍の理由について、ネットでも「スタイルキューブが嫌になったのか?」「シグマ・セブンeが引きぬいたんじゃ……」など、さまざまな憶測が飛び交った。

 人気急上昇中の2人が抜けるということは、所属事務所のスタイルキューブにとって大きな痛手となるのは必至。スタイルキューブがみすみす移籍を許したとは思えないのだが……。この背景に関して、声優業界関係者は以下のように話す。

「今回の小倉唯、石原夏織の移籍に関しては、どうも”ゆいかおり”のCDを出しているキングレコードの人間が動いていたようです。”ゆいかおり”としての活動は09年頃から始まっていたのですが、小倉と石原は11年にスタイルキューブが結成した声優グループStylipSにも参加することに。しかし、StylipSのレコード会社はランティスということで、動きづらい部分もあったと推察されます。結果、小倉と石原の2人は、今年4月にStylipSから脱退。そして、今年9月にはスタイルキューブからも離れることとなった。2人の移籍先であるシグマ・セブンeの関連会社シグマ・セブンには、キングレコードの稼ぎ頭・水樹奈々も所属しているため、今回の移籍騒動に関してはキングレコードの人間が口利きをしたのではないかと、業界内では囁かれています」(声優業界関係者)

 元々、声優業界は芸能界と違い、声優本人の意向が尊重される傾向がある。そのため、キングレコードの意向か、本人たちの意向かは不明だが、今回のような看板声優の移籍が起こったようだ。

 ゆいかおりは10月23日に発売したアルバム『Bunny』が、オリコン初登場15位にランクインするなど、その人気を着々と上げている。彼女たちにとってはプラスへと働いたことになる今回の移籍劇。反対に、今回の移籍騒動では、看板声優を失ったスタイルキューブの先行きが不安視されることとなった。しかし、同社には、『アクセル・ワールド』の黒雪姫役で知られる三澤紗千香といった実力のある声優も所属しているので、”ゆいかおり”の移籍にめげず、今後も頑張ってもらいたいものだ。

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