さて、ようやくイベント当日である。昨年はギラギラに太陽が照りつけていたが、今年はやや曇り。時折、狐の嫁入りがあるような天候である。風は、北から南へと田切へ向かって追い風。現地に向かって自走するには、昨年よりも、よい天候である。と、漕ぎ出したところで、主催者のひとりである伊那市創造館の捧剛太館長とすれ違い。なんでも、田切駅に機材を持っていって、自転車で戻ってきたところだとか。うむ、やっぱり自転車に慣れると17キロは大した距離ではないらしい。
さて、イベントの集合地点になる田切駅周辺には既に昼頃から大勢の人が集まっていた。というのも、イベントに併せて20年以上も聖地巡礼を行ってきた田切ネットワークは、元・下村酒店(現在も田切駅の駅スタンプを保管中)で飯田線写真展を行い、恒例の田切駅清掃も予定していたからだ。
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