イベント終了後にサイトがオープン!経済産業省の一大事業『コ・フェスタ』は大丈夫?

1310_cofesta.jpg「CoFesta2013」の公式ホームページより。

 経済産業省などによる、日本のコンテンツやクリエイティブを世界に発信する『JAPAN国際コンテンツフェスティバル』こと『コ・フェスタ』が2013年も開催されている。そう聞くと、たいていの人は「へえ、どこで開催されているのですか?」と聞くのではないだろうか。そして、そう聞いてきた人が実はその『コ・フェスタ』のイベントに参加したことがある、というのも、よくあることだ。

 2007年より毎年秋に開催されている『コ・フェスタ』とは、経済産業省の「コンテンツ産業強化対策支援事業」の一環として、06年まで単独で開催されていた映画やゲームなどのコンテンツ系のイベントを総合したフェスティバルである。東京ゲームショウや東京国際映画祭といった有名イベントも、実は『コ・フェスタ』のオフィシャルイベントのひとつなのである。

 ところが2007年の初開催以来、7年目を迎えた同フェスティバルの最大の問題点は、『コ・フェスタ』という言葉があまりにも浸透していないことである。先に挙げた東京ゲームショウや東京国際映画祭に加え、現在開催中のアジア最大級のIT・エレクトロニクス総合展であるCEATEC JAPANなど、個々のイベント自体は知名度の高いものもあるというのに、である。

 その理由は、告知があまり行われていないことにある。実際に、個々のイベントに出かけていっても、そのイベントが『コ・フェスタ』のオフィシャルイベント、もしくはパートナーイベントである、とアピールするものは少ない。大概は、会場内にポスターが数枚掲示されているだけなのだ。

 それでも、『コ・フェスタ』自体の知名度を上げようとする努力は見られていた。昨年の『コ・フェスタ2012』では、アイドルグループの乃木坂46や新進ロックバンドのMAN WITH A MISSIONを招いてグランドセレモニーを開催。これに先立ち、日本外国特派員協会で行われた記者会見でも乃木坂46を登場させるなど、強力なアピールを行った。いったい、今年はどうなるのだろうか。そう思って、今夏になにがしかのリリースが出るのを待っていたが、一向に何も発表されない。ホームページも2012年のままである。

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