アダルトVSティーンの代理戦争!?ガンプラと『ダンボール戦機』ゲームが同時発売!

1310_gundamwars.jpg『ガンダムブレイカー』公式HPより。

 アダルト男性の趣味として、すっかり市民権を得たガンプラと、そのアダルトの子供世代が熱狂する『ダンボール戦機』をテーマにしたゲームタイトルが、本日10月31日に同時発売となった。

 かつて、ガンプラに熱狂した世代の大人が一度はやったことがあるはずのプラモ同士のバトル。せっかくお小遣いをはたいて買って、苦労して作ったプラモを破壊してしまう快楽と激しい後悔……。そんな少年期の初期衝動を甦らせてくれる『ガンダムブレイカ―』のPlayStation Vita版が発売となる。本作は敵モビルスーツを攻撃すると、頭部や腕部、胴体といった部分が破壊されるというガンプラ同士の戦いを体験でき、さらに撃破した機体からパーツを取り、自機をカスタマイズできるというシステム。すでに発売されているPS3版(10月31日にアップグレード版もリリース)も好評を博している。オリジナルのカスタマイズを施したプラモ同士が、オンラインで仲間と共に戦う――。これはまさに、ガンプラ直撃世代がハマった『プラモ狂四郎』(講談社)の世界観そのものだ。1/144スケールVS1/60スケールのプラモが同じフィールドで戦うこともできるので、かつて1/60スケールが買ってもらえず、貧富の差に泣いたガンダム世代の諸兄は、今こそリベンジのときだ。

 そして、ガンプラがアダルトのモノなら、『ダンボール戦機ウォーズ』は今のティーンネイジャーのモノ。PSP用ソフトとして発売されると瞬く間に人気を博し、アニメ、マンガ、ゲームとさまざまなメディアミックスを経て、10代ホビーの定番の位置を掴んだ『ダンボール戦機』シリーズ。アニメ放送時には、この『ダンボール戦機』のプラモが、同時期に放送されていた『機動戦士ガンダムAGE』に圧倒的な売り上げの差をつけたことからも、ティーンネイジャーの間では強烈に支持を集めていることがわかる(アニメ『ダンボール戦機』も『機動戦士ガンダムAGE』もレベルファイブ製作なのはご愛敬だ)。本作は、舞台となる「セカンドワールド」で自機をカスタマイズしながら、戦いを進めていく戦略シミュレーション。6人同時通信プレイができ、新たなLBXも登場するなど、初心者からすでにベテランとなったコアな『ダンボール戦機』ファンも全力で楽しめる内容になっている。

 これまでガンプラの独擅場だった、カスタマイズロボの世界。そこに『ダンボール戦機』が風穴を空けることができるのか!? 『ガンダムブレイカ―』と『ダンボール戦機ウォーズ』の同時発売は、新旧プラモ・ロボ対決の代理戦争になりそうな予感。

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ガンダムブレイカー(PlayStation Vita版)
メーカー:バンダイナムコゲームス
価格:6980円


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ダンボール戦機ウォーズ(ニンテンドー3DS版)
価格:4980円
メーカー:レベルファイブ

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