『人妻とNTR町内旅行』(あらくれ)刷りこまれた快感に抗うことはできない!旦那の真横で声を押し殺す!!

 先日あらくれの『人妻とNTR下見旅行』をレビューしたが、今回はその正統続編である『人妻とNTR町内旅行』を紹介しよう。

 あらすじは至って簡単。

 まずは公式の紹介文が以下である。

 町内会温泉旅行の下見先の旅館で、罠にハマり町内会長に寝取られてしまった人妻の由美子さん。

 とうとう本番の旅行の日が来てしまう。悩んだ末、夫が楽しみにしていることもあり参加することに。

 夫も一緒ということもあり安心していたが……

 要は、はめられてクソ親父の町内会会長と下見旅行に行くことになってが、酒の勢いで肉体関係を持ってしまったが、本番旅行でも町内会会長とやりまくってしまったというお話だ。

 相変わらずヒロインの仁科由美子のムチムチ感のあるボディーは実に官能的である。不思議と彼女はNTRと不倫がよく似合う。

 今回も由美子は無防備だ。前回の失敗を深く、そして激しく後悔する日々を送ったというのにも関わらず、つめが甘い。本番旅行には夫が付いてくるし、会長の奥さんも来るので、警戒しつつも大丈夫だろうと高をくくっていた時点で由美子は甘すぎるのだ。男の性欲の追求力をなめてはいけない。会長は虎視眈々と狙っているに決まっているのだ。このつめの甘さ、防御しているように見せているのに、隙間だらけというのが彼女の最大の魅力なのだけれど。

 案の定、旦那を丸め込んで会長が部屋に上がり込んでくる。会長を部屋に入れてしまった時点で、勝敗は決しているだが、由美子は少々警戒するだけだ。生来持っているNTR体質が、本能の奥底で会長の侵入を許しているのだろう。

 はっきりとした描写はないが、前回同様、酒の中に何か薬を混ぜてあるのだと思う。旦那は会長の計画通り酔いつぶされてしまう。

 これを機に会長は、お互いの精根尽き果てるまでセックスし続けたあの日を会長は思い出させようと由美子に迫るが、彼女は当然それを拒否する。しかし、そこは会長のほうが何枚も上手。なんだかんだで浴衣を脱がされ、手マンされてしまうと、由美子もすりこまれた快感が呼び起され、抵抗が徐々に弱くなってしまう。

 精神的には旦那を裏切ることを拒否しても、身体が快感を求めて会長を激しく欲しがってしまうのだ。目の前に会長のギンギンのアレを見せられたらもうアウト。「あっ……」という全てをあきらめたような表情でつぶやく。

 この悟ったような表情がたまらない。細かい描写であるが、こういう部分でNTRで興奮させる術に非常に長けているかどうかが別れてくる。

 しかしあきらめたとはいえ、すぐ隣には就寝中の旦那がいるのだ。なので必死に声を殺し、旦那に気づかれないようにする。口では「ダメだ」と言いながらも会長のアレを握りしめ、その熱と太さとたくましさから「挿れたい」と相反する願望が湧き起ってしまい、もうどうにもならない。

 それを悟った会長は、「奥さん…静かにやりましょうか」と由美子に問いかける。それに静かに「……はい」と答える由美子。さらに旦那に気づかれないようにするために、中出しすらも許容する。寝取られ体質の由美子の本領発揮だ。

 いったん始まったらもう止めることができない。会長と由美子は身体の相性がすこぶる良いようだ。旦那が起きる危険性があるのにも関わらず、その真横で獣のように求め合ってしまう。精神的には旦那を愛しているが、身体は会長を愛してしまっている。

 早朝、旦那が目を覚ますと、テーブルの上に「温泉に入ってきます」置手紙。ここで本編は終了だが、FANZA版ではカラー加筆10pがこの後に続き、温泉での最後のカラミ見せてくれる。

 ばれない様に悪いことをすることは人間にとって、本能的に快感であり、それがエッチならなおさら強い快感を覚えてしまう。一度身体に染みついた快感はそう簡単に拭い去ることはできない。由美子はもう会長無しではいきていけないだろう。これからも先も旦那には内緒でこっそり関係を続けるはずだ。

 物語はここで終わるが、由美子の寝取られ物語はぜひともまだまだ続いてほしいと思える傑作エロマンガだ。
(文=穴リスト猫)

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