毎回もう朝陽がヒロインじゃん。と思うところがあるんだけど、今回で確信した。朝陽がヒロインだよ。朝陽かわいいよ、朝陽。
悪夢の女王様がたくあんを食べているシーンに鉢合わせてしまったぺこくんたち。もちろんお邪魔してしまったということでさっさとその場を後にしたのだが、たくあん談義に花が咲く。「たくあん」なのか「たくわん」なのか。結構どうでもよさそうにみえるこの「たくあん」が後々大きな意味をもってくるとは思わなかった。
杉山先輩が敵として現れたことに動揺するゆめちゃん。そこに悪夢の女王様も現れ、彼女が杉山先輩を操っていることを知る。彼女は杉山先輩が心の奥底に隠そうとしているブラックスキーマを見つけ、そこに小さな悪夢の種を埋め込んだという。それを大きく育てたのは先輩自身なのだという。
なぜそんなことをしたのかと問いかけようとすると、別行動をとっていたぺこくんたちが合流し、悪夢の女王様の姿を見てたくあん談義がまたスタートする。
かしましいぬいぐるみたちを一喝し、話をすすめる悪夢の女王様。彼女は、みゅーちゃんをゆめちゃんに送ったお空の上の女王様のお姉さんだったのだ。そう、二人は姉妹なのだ。
かつてミラクルドリーミー王国で仲良く暮らしていた二人。時期女王になるのは姉、と妹もそれを応援し、姉もその期待に応えようと必死に努力をしていた。来る日も来る日も勉強に明け暮れている姉とは対照的に妹はのんびりマイペースに妖精たちと楽しく過ごしていた。妖精たちは妹の笑顔になつき、彼女の元に多く集まっていた。
そんな妹を見て、姉は「なんで妹ばっかり」という気持ちが浮かんできた。だが時期女王になるのにそんな気持ちを持ってはいけない、と嫉妬心を抑え込もうとした。
大好きであり大嫌いであり、でもやっぱり大好きな妹。姉は必死に嫉妬心を抑えよい姉であろうと努力を続けていた。
だがそんな時事件が起きる。人間界に「たくあん」というものがあるとしった姉は妹と妖精と食べようとたくあんを自作してみることに。大量の大根を干して出来上がりを楽しみにまっていたのだが、それを知らなかった妹は、大根が大量に腐っていると勘違いし、姉が手塩にかけて作っていた大根を全部捨ててしまったのだ。
これにショックを受けた姉は数人の妖精を連れてミラクルドリーミー王国を後にしてしまったのだった。
だが姉が王国を出た後、すぐに妹が新しい女王になったということを知った。自分がいなくても幸せで平和できらめく夢がいっぱいの王国なのだと知り、ますます負の感情が募っていく。
姉が連れて行った妖精が作ってくれたのがゆに様。人間界を悪夢でいっぱいにするために作られたゆに様だったが人間界に送っても誰にもキャッチされることがなかったので、姉自らしゃべれるように設定変更を行ったようだ。さらにブラックアビスを増やすという使命を持っていたが、増やすどころかドリーミーストーンに変えられてしまうというポンコツっぷりだ。
みゅーちゃんは逆にブラックアビスをドリーミーストーンに変えるように頼まれていたので、どちらも役目を全うしようとしていたのだ。姉の方は妹がそんな命令を出していたと知らなかったようで、益々自分の邪魔をされていると感じたようだ。
姉妹の間の亀裂の理由は分かったが、それでどうして杉山先輩に白羽の矢が立ったのかがわからないゆめちゃん。理由を尋ねると、姉は彼こそが自分の気持ちを一番わかってくれる存在だからだと話し出す。
杉山先輩も、弟に対して同じような思いを抱えて必死に頑張ってきた。だが同時に報われない苦しみも同じくらい抱えていた。必死に心の隙間を見せないように生きてきた杉山先輩だったが、その隙間が姉にだけは見えたのだ。彼女も妹に対してそうだったから。
ゆめちゃんは、悪夢の女王様の気持ちをお空の上の女王様が知っているのかどうかを聞いてみた。妹は姉の気持ちを知らず、仲良くしたいと思っているかもしれない。家族なのだからちゃんと話せばわかり合えるはずだと説得するが、それを遮ったのは杉山先輩だった。
彼は兄弟だからといって分かり合えるはずがない、と吐き捨てる。そしてゆめちゃんの前に立ちはだかり、女王様に代わって自分がこの世界を悪夢に染めると宣言する。
先輩を止めるためには彼と戦うしかない。そんなことできない、とゆめちゃんは及び腰になるが、杉山先輩は戦う気満々らしくゆめちゃんがその気になるようにあるものを見せた。
それはまいらちゃん、ときわちゃん、ことこ先輩が眠っている姿だ。このまま彼女たちを起こさないと二度と目を覚まさないかもしれない、と言われそれを阻止したいなら杉山先輩と戦わなければならない。
究極の二択を迫られるゆめちゃんだが、そんなゆめちゃんにれいくんがとんでもないことを言い出す。自分の取説によると、れいくんは自分のドリームパートナーとユメシンクロを行うことができるのだという。朝陽がユメシンクロしてくれれば、まいらちゃんたちを起こすことができるかもしれない! とにかく朝陽を呼んできてもらおうとれいくんに向かってもらう。そしてゆめちゃんも杉山先輩とは戦えない! と逃げてしまう。
適当に走っていたために迷ってしまうゆめちゃんだったがぺこくんたちに出会い、みんながいるだろう場所に案内してもらえることに。たくあんを食べていた悪夢の女王様のいたあの部屋にいるはずだとぐんぐん進む面々。
妖精が警護を固めるその場所へたどり着き、ぺこくんのギャグなどで警備をどかし、中に入りこむとそこには悪夢の女王様が。
なんとかお空の上の女王様と仲直りしてほしいと伝えるが、彼女にとって妹との記憶は消してしまいたい記憶なのだという。杉山先輩も現れ、その記憶を消したいという願いをかなえてやる! とことこ先輩たちの記憶も消してやると言い出した。
すると、朝陽が見ていた本体の方のまいらちゃんたちの方に異変が起こる。寝言をつぶやきだした彼女たちのその発言の内容が、ドリームパートナーを忘れたような内容なのだ。朝陽がまいらちゃんやときわちゃんを苗字で呼ぶのすっごいかわいいですよね。中学生男子……。
そんな慌てる朝陽の元に、れいくんが戻ってくる。自分もユメシンクロができると聞いたが、その方法が分からない。取説を隅から隅まで調べてみると、「プリンスストーン」が必要だと書いてある。今まで聞いたこともないプリンスストーンとは何ぞや? と思ったが、石の事なら詳しい人に聞くのがいいだろう、と朝陽は一目散に自宅に戻り、ゆめのお父さんに尋ねるが、さらに詳しい人に聞こう、とことこのおじいさんである石集斎にきこうと出向くことに。
おじいさんはいちご石を割ろうとしているところで、そんな茶番に付き合ってる場合ではなかったが、流れで付き合って石割を眺めていると、その中から現れたのがプリンスストーンだった。
この石は白き猫の王子を携えた少年が現れた時に登場するといわれているらしく、なぜかあれよあれよと朝陽がもらい受けることができ、無事条件を満たした朝陽。
はやくユメシンクロをしてゆめちゃんたちを助けないといけない。ここでゆめちゃんみたいに変身バンクを期待したのだけれど変身シーンはなく、だが衣装変更はちゃんとあってれいくんがなぜかペガサスのルカ・ガブリエルを呼んで夢シンクロ、という情報量多すぎてついていけない感じになりながらユメシンクロすることができた。
そのころ、ゆめちゃんはまいらちゃんたちと会うことができたのだが、目を覚ました彼女たちはドリームパートナーであるぺこくんたちを全く覚えておらず、しゃべる彼らに驚いてしまっていた。今まで築いてきた関係性がなくなってしまったようでなんだか悲しい。
果たして、みんなはドリームパートナーを思い出すことはできるのか? そしてユメシンクロができるようになった朝陽はどんな活躍を見せるのか!?
クライマックス間近ということで色々ぶっこんで来たなぁという印象が強いが、来期も決まっているからなんとなく安心してみていられる。朝陽の変身バングとゆめちゃんと力を合わせるシーンを熱望している。
TVアニメ『ミュークルドリーミー』朝陽がヒロインに確定した 第46話のページです。おたぽるは、アニメ、作品レビュー、ミュークルドリーミーの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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