『アイカツプラネット』アイドルになるのは思っていたよりも大変だった…第9話

アイカツプラネット! テレビ東京アニメ公式より

 初回からずっと舞桜の隣で支えてくれていた栞。彼女がアイドルになりたい! と言いだしたけれど、実はアイドルになるのは思っていたよりも大変だった……。

 元々舞桜のマネージャーのようにいつも事務所に出入りしていた栞は、すぐさまいずみに相談をしてみるが、「それならすぐアイドルに!」とはならないようだ。

 栞の気持ちはわかるが、そう簡単なことではないのだと諭されてしまう。それでもなりたいという気持ちが変わらなそうな栞に、いずみは「新人発掘オーディション」が近々開催されることを教えてくれる。

 アイドルの原石を見つけるオーディションであり、これを受ければアイドルとしての素質があるかどうかわかるはずだといわれ、栞はこのオーディションに合格してアイドルになることを決意する。

 舞桜にダンスのレッスンをしてもらい、そこに差し入れにきたるりと響子にもアドバイスをもらう事に。そもそもなぜ栞はアイドルになりたいと思ったのか?

 アイドルになりたいと思ったのは舞桜たちの活動を間近で見守っていた最近だが、そもそもの発端は小学生までさかのぼる。栞は元々本が大好きで、童話や小説の中の世界に憧れていた。本を開けばみたことのない世界に連れていってくれ、その中の主人公たちは勇敢え全力でいつも勇気をもらっていた。いつか自分もそんな風になりたい、と思っていたがアイカツプラネットにいくようになり、それが本の中にいくみたいだと思ったことがきっかけとなり、アイドルになりたいという気持ちに繋がっていったようだ。

 ただ、自分はアイドルという柄ではないかもしれない。と少し弱気を見せてしまうが、今この場にいるだけでもハナやルリ、ビートと個性溢れるアイドルが勢ぞろいしているのだ。栞のようなアイドルがいてもいいのだと背中をおしてもらい、栞はオーディションに向けて益々やる気をだす。

 それを見て、ビートはぜひアドバイスをさせてもらいたいと申し出る。何を隠そう、ビートもこのオーディションを受けてアイドルになった、いわば先輩なのだ。彼女からもらった特訓内容を早速試してみることに。

 響子が考案した練習方法は、反復横跳び、腕立て、懸垂、ボルタリングと体力系ばかりが揃っていた。歌とかダンスは全くなくこれがいったいオーディションにどう役立つのかわからないが、それでもとにかく練習に没頭し、オーディションに向けて体力をつけていった。

 そしてとうとうオーディション当日。アイカツプラネットの中での開催だ。オーディションはアンが司会を務めるようだが、これには理由がありアンは去年のオーディションで合格してアイドルデビューを果たしている。合格者は翌年の司会をするという決まりがあるようだ。 

 オーディションは、まずスリーブを手に入れ、ドレシアに力を入れてもらいステージに戻ってこなければいけないらしい。説明だけきくと簡単そうだが、アイドルとしての素質がないとクリアができないという。不安を抱えたまま、オーディションはスタートする。

 早速出発した栞たちオーディション参加者。だが行く手には大きな崖がそびえたっている。そして目の前にはなにやら色々な道具が用意されている。この道具たちを使って崖を崩せという事なのだろうか? と皆で悩んでいると、栞はその道具の中にマイクを発見。マイクスタンドが建てられていることにも目をつけ、スタンドにマイクを設置すると、崖の扉が開き中に進めるようになった。

 栞のおかげでみんなが中に進むと、そこには大きな宝箱が。その中身は大量のスリーブ。この中から好きなものを選んでいいというが、ただ好きなもの、で選んでしまうとステージでパフォーマンスがしにくそうだったりもする。

 栞も引かれるスリーブは多々あったが、その中でも特に目についたものを選び出し、その場を後にする。

 スリーブが見つかったらお次はドレシア探しだ。栞は本がたくさんあるエリアにたどり着き、その中でお気に入りの「不思議の国のアリス」の本を見つけて手に取る。すうると、そこにワンダーランドテイルのドレシアが通りかかる。アリスの世界観にぴったりのドレシアの出現に、このドレスが着たい! とすぐさま声をかけようとするが、どうやらお茶会に遅刻しそうだというドレシアは走っていってしまう。栞もそのあとを慌てて追うが、そこにはボルタリングの壁が立ちはだかっていた。ポンポン進んでいくドレシアを追って、栞もそのボルタリングに挑み登っていく。

 オーディションの様子をモニター越しにみていたハナたちも、まさかのボルタリング登場に度肝を抜かれていた。だがそんな無茶にも栞は笑顔で登っていく。

 とうとう崖を登り切った栞は、あらためてワンダーランドテイルにドレスを依頼する。ここまで追いかけてくれた栞の心意気を買ってくれたワンダーランドテイルは力を貸してくれることを約束してくれた。

 スリーブをもってオーディション会場に戻った栞。他の参加者はドレシアの協力をえられず皆不合格になっていたが、ちゃんとドレシアの協力を得られた栞は無事合格を勝ち取ることが出来た。

 早速、アイドルとしての外見を選択する栞。今までの栞っぽさのあるデザインから、髪色も髪形も全く違う「シオリ」というアイドルが誕生した。

 いずみもなんだかんだいいつつ、栞のアイドル活動が嬉しいようだ。新しいスリーブを用意して手渡してくれた。シオリのアイドルとしての初ステージはルリとのバトルステージ。

 いずみからもらったアイビースリーピングのドレスを着て、勝負に挑む。今回はドレス対決もシオリの勝利で、バトルステージも初戦白星を掴むことが出来た。幸先の良いスタートを切ったシオリ。

 だが学校では目立つのも嫌なので正体を公表せずに過ごそうと思っていた。しかしるりが黒板に栞おめでとうの文字をでかでかと書いてしまったために、あっという間に栞がアイドルになったことが公になってしまった。

 それでもまんざらでもない表情の栞。これからはアイドルとしても毎週活動が見れるかもしれない。親友ポジのアイカツ参加は胸熱展開なので、次回からも楽しくアイカツしてもらいたい。

『アイカツプラネット』アイドルになるのは思っていたよりも大変だった…第9話のページです。おたぽるは、アニメ作品レビューの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

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