『アイカツプラネット』こんな可愛い子をどこで探してくるの?第6話

アイカツプラネット! テレビ東京アニメ公式より

 毎回新しいアイドルが現れる度に「よく探してきたな」という思いでいっぱいになる。アニメの中のキャラクターと違って実写では実在の人間でなくてはいけない分、ハードルも高そうだが、顔面のレベルが毎回高すぎるのだ。

 前回の映画オーディションをきっかけにキューピッドのアイドルとしてのレベルの高さにすっかり骨抜きになってしまった舞桜。クラスメイトがキューピッドとハナについて話している時もつい自分事のように話に入ってしまう。ハナが褒められると自分なんかはキューピッドの足元にも及ばない、とつい言ってしまうが、舞桜がハナであることはトップシークレットだ。

 ただ舞桜はまだキューピッドについてしらないことも多い。キューピッドがこちらの世界では月城愛弓として芸能活動を行っていることも知らなかった。現実でもかなりの美少女である愛弓にもすっかり夢中になる舞桜。一度でいいから会ってみたいとこぼすと、それを聞いていたるりがその願いを叶えてくれるという。

 さっそく連れてこられたのは、愛弓のスタジオ兼事務所。そこで撮影を行っていた愛弓を紹介してもらうことに。舞桜と栞はアイカツに興味があっていずみのお手伝いをしている、という設定で愛弓に紹介される。ハナだということは内緒だ。

 今回るりがこの場にやってきたのは、ルリがアイカツプラネットの中で持っている「今日のルリ推し」という番組の収録のためだった。この番組はルリが話題のコンテンツを紹介するというエンタメ情報番組で、再生数120万回を超えているという注目番組だそうだ。今回はキューピッドが主演を務める映画シンデレラを大プッシュするらしい。

 収録前に、舞桜は愛弓に話をさせてもらうことに。憧れの存在を前にしてかしこまってしまう舞桜に対して優しく声をかけてくれる愛弓。その言葉に元気づけられ、色々お話が出来るようになってくる。番組出演前の愛弓は事前アンケートに答えており、その内容は彼女のプライベートを覗けるものになっていた。どうやら最近はトレーニングにはまっており、ジムに週5で通っているらしい。さらに仕事で学校に行けないことも多いことから参考書を持ち歩いて勉強している様子。成績は学年トップというまさにパーフェクトだ。

 愛弓のことを知れば知るほど、その完璧で理想的なアイドル像に尊敬の念が止まらない舞桜。彼女の様子を見て、るりといずみは少し不安を覚えていた。

 愛弓と話しているとその場にアンが現れる。栗六杏はアイカツプラネットではアンという名で活動しているアイドルだ。前回のオーディションでもあざと可愛い演技を見せていた。キューピッドに強い憧れを抱いているようで、彼女の現場には必ず現れるようだ。杏は舞桜が愛弓のことを愛弓ちゃんと呼んでいることに敏感に反応し、あって間もないのにそんな呼び方をするのはズルイと怒りだす。舞桜はその怒っている姿すら可愛い、と相好を崩してしまう。

 そろそろ収録の時間ということで、愛弓たちはミラーインをしに行こうとするが舞桜も一緒に行きそうになってしまう。栞とるなに止められてやっと気づくが、今一緒に行ってしまったら舞桜がハナであることがバレてしまう。まだ自分がハナであること、それを内緒にしなければいけないことに対して自覚が薄いままなのが気になるところ。

 時間をずらしてミラーインし、キューピッドたちと合流するハナ。偶然通りかかったと苦しい言い訳をするが、つい「キューピッドちゃん」と呼んだことでキューピッドはハナに対して微かな違和感を感じていた。

 さっそく番組はスタートし、ルリとキューピッドによる映画シンデレラについてのトークが繰り広げられる。アンはその収録現場をみながら必死でメモを取っていた。それを見たハナは何をしているのかきくと、彼女は尊敬するキューピッドの言葉をメモし、彼女にふさわしいアイドルになるのが目標なのだという。その時がきたら、自分はキューピッドを「キューピッドちゃん」と呼ばせてもらうのだと目を輝かせて話してくれた。ハナはそれを聞いて、アイドルは見えないところで努力をしているのだと感じるのだった。

 収録は続き、特別コーナーとしてルリとキューピッドのバトルステージが行われることに。新曲での対決は、キューピッドが勝利。この勝利によって、キューピッドのランキングが上がり、1位を取ることに。彼女の1位獲得を自分のことのように喜ぶハナだったが、いずみにトップを競うライバルだということを忘れるなと釘を刺される。

 だがハナは、自分とキューピッドでは持って生まれた才能が違いすぎると並び立つことをそもそも否定するようなことを言ってしまう。いずみはこの言葉をきいて、ハナをあるところへとつれていくことに。

 いずみにつれてこられたのは、何の変哲もない道。ここはキューピッドロードとよばれているらしい。暫くすると、ランニングをするキューピッドの姿が見えた。ここは元々道の通っていない丘だったそうだが、キューピッドがひたすらにランニングを続けたことで道が出来たのだという。彼女がそんな努力を続けたのは、ハナがいたからだ。舞桜がハナになる前のハナ。陽明咲はそれこそ持って生まれた才能が違う天才だった。彼女を追って、決してあきらめずにキューピッドはハナのあとをおいかけ、トップアイドルの高見まで飛んだのだ。

 見えないところで、キューピッドはずっと努力をかさねていたのだ。それなのに舞桜は才能が違う、なんて簡単にいってしまっていたのだ。

 いずみは、ハナが楽しそうにアイカツをする姿はファンを喜ばせるが、頑張ってライバルと熱く真剣勝負をするのもアイカツだ、と助言をくれた。

 舞桜は心を入れ替え、現実世界でもアイドルとしての努力を始めるようになった。少しずつ、ハナの正体に疑問を抱き始める人たちが増えてきているようだが、そんな疑問を払拭できるだけの実力を舞桜は身に着けることが出来るのだろうか。

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