TVアニメ『回復術士のやり直し』レナードの燃えるケヤルへの復讐心・・・第4話

TVアニメ『回復術士のやり直し』公式サイトより

 奴隷商からセツナを購入したケヤルガ。毒が回っており体が思うように動かずさらにケヤルガによって意識を失っているセツナを自分たちの宿に運び看病することに。奴隷ではあるが、もう首輪は必要ないと取り去ってしまうケヤルガに驚くフレイアだったが、ケヤルガはセツナが自分のいう事を聞くようになるという確信をもっているようだ。

 ケヤルガのヒールで体の傷を癒し、彼女の中にある記憶を見る。そこで彼女の氷狼族の村が襲われ、奴隷商似売られるまでの経緯をしったケヤルガ。そこからレナードの記憶にあった傭兵団の中には亜人の村を襲って売り飛ばして金を稼ぐやつらがいたことを思い出す。ジオラル王国軍という自分の敵でもあ奴らが、セツナにとっても復讐の対象であるのは都合がいい。フレアの記憶はないが、フレイアに自らの兵士を知らずに殺させるのも面白いかもしれない、とケヤルガがほくそ笑む。

 ケヤルガはフレイアの前でこれ見よがしにポーションを口移しでセツナに飲ませてやる。自分に惚れ切っているフレイアはこれで彼女に嫉妬心を持つことになるのだ。

 そしてポーションを怪しげだった商人ゴルドマンと取引を行う。値付けを任せていたが、1つ金貨10枚という悪くない値段をつけて契約は成立。この隙に何か仕組んでくるかと思ったがそれもなかった。今回稼いだ金でつつましやかな生活をするには十分な金額を得たが、世界を旅する彼らにとっては装備を整えたらすぐに尽きてしまう。

 フレイアは人助けをしてさらにお金が稼げたことが嬉しくて仕方ない様子だったが、元を知っているだけにケヤルガはその様子が滑稽で仕方がない。

 宿に戻ると、まだセツナは意識を失ったまま。だが口移しで薬を飲ませているケヤルガは体感でそろそろ起きることを知っていた。そのタイミングを計ってまたしても口移しで薬を飲ませると、予想通り目をさましたセツナが、突然ケヤルガに襲われたのだと勘違いして殴り掛かってくる。

 その様子を見て、ケヤルガがセツナを介抱したことを知っているフレイアは怒り彼を強く擁護する。自分を助けてくれた人に対して無礼な態度を取ってしまったとキチンと反省するセツナ。二人の様子を見て自分の思惑がうまくいっていることを実感していた。

 ケヤルガはフレイアに夕食の買い出しに行ってきてほしいと口実を与えてセツナと二人きりになる状況を手に入れる。セツナは一度受けた恩は必ず返す一族だという。ケヤルガは自分がセツナを助けた意味、自分のつよさを彼女に見せつけ、さらに氷狼族の村が今日明日中にも襲われてしまう可能性を教えてやる。

 仲間を守りたいと強く願うセツナだが現状彼女には復讐を達するだけの力がない。自分でも感じているが、なぜかいくら鍛えても強くなることができないことが彼女の抱える悩みだった。だがケヤルガは勇者である。勇者の体液を得ると強くなれることから、ケヤルガはそれでセツナを強くすることが出来ると誘導する。

 セツナは仲間を守るためなら何でもする、というがそのためにケヤルガが提示したのはセツナの真の名を明かすこと。魂に刻まれた名前を知られたら好きなように操ることができてしまう。それはすなわち本当の意味でケヤルガの奴隷になってしまうことだ。ケヤルガは真の名前を教えるのは村を救えたあとという条件をつけて、ケヤルガの能力を手に入れることを選び取る。

 最初は口で、そのあとは直接したっぽいが地上波では勿論規制がかかりまくりなので、妄想だけがはかどる謎の間が空く。だが行為のおかげでセツナも自分の力が沸き上がるのを実感したようだ。そしてこの行為を踏まえてすぐさま氷狼族の村へと向かうことに。

 幸いまだ攻撃は始まっていなかったが、ジオラル王国軍の者たちが氷狼族の女子たちに手をあげていた。その様子をみてセツナはすぐにでもやつらを倒しに行きたそうにしたが、ケヤルガがそれをおさえ、セツナが復讐しやすくなるように、数の多い軍を間引きしてやることに。

 ケヤルガは仮面をつけ、自らを剣の勇者と名乗り軍の男たちを正義の名の元に切り伏せていった。剣の勇者は味方かと油断した軍の人間は続々と倒れ、フレイアも元部下たちを続々と弓で殺していく。その様を眺めていい気分になったケヤルガは、我慢を重ねたセツナにも攻撃を許可する。

 憎しみを込めてその場ににた人間を惨殺しまくるセツナ。また氷狼族たちもセツナに続いて続々と軍人たちを蹴散らし、殲滅に成功する。

 ケヤルガは壊滅したジオラル王国軍を見て、記憶が亡くなってからのフレイアは元々持っている醜悪さがないことに気付く。ジオラル王国という土壌がそういった性格を作り出すのか? とにもかくにも王国自体を倒すことをまた改めて誓い、ケヤルガは氷狼族の村人たちがラナリッタの街に仕掛けた毒の元になる洞窟へと向かう。

 魔物の毒で人間たちへの仕返しをしようと思っていたようだ。これをケヤルガは取り除くことができるのだが、そうするか否かをセツナに問う。このまま人間たちをじわじわ苦しめるか、それとも人間を救うか。

 セツナはケヤルガに皆を癒すようにお願いする。人間が毒で苦しむのはいいが、自分のように関係のないものまで苦しんでしまうのはよくないと考えたようだ。そして、今回自分の手で復讐を果たしたことで人間を殺すなら自分の手で行うのが最も気持ちがいいことに気付いたのだ。

 セツナは今回の復讐達成の礼に、ケヤルガに自分の真の名を告げた。視聴者にはその名前はしらされなかったがいつか明かされる日がくるのだろうか。こうしてセツナを完全に自分のものにしたケヤルガは彼女を死ぬまで可愛がることに。最初は一人だけで孤独に復讐を行うはずだったが思いがけず賑やかな境遇になってきた。ブレイドとブレッドに復讐を果たすことは確定しているが、まだまだ彼にはやるべきことが多くあるようだ。

 そしてこれからの展望に燃えるケヤルガをよそに、彼が自身の身代わりとして城に置いてきたレナードが国王からケヤル捜索と討伐を言い渡されていた。レナードはケヤルへの復讐を心から望んでおり、彼をなんとしてでも捕まえようという意志にあふれていた。果たして、この復讐の思いはケヤルガに届いてしまうのだろうか?

TVアニメ『回復術士のやり直し』レナードの燃えるケヤルへの復讐心・・・第4話のページです。おたぽるは、アニメ作品レビューの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

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