TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』記憶を思い出すエミリアが見たものとは……第42話

TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』オフィシャルサイトより

 エミリアはエキドナと共に彼女の過去、ではなく試練を受ける対象者の記憶を再現して意識を移した別世界の空間を共にめぐることに。記憶を思い出していく作業を終えないとエミリアは試練に挑めないのだ。

 エミリアがやってきたのは、「お姫様部屋」と呼んでいた小さなころに過ごしていた場所。その中ではエミリアが「フォルトナ母様」と呼ぶ女性と幼少期のエミリアがいた。フォルトナはエミリアの本当の母ではなく、彼女の父の妹、つまり叔母なのだそうだ。本当の両親は忙しくて一緒にいられないという理由でフォルトナに預けられているという。本当の母のように彼女を慕っているエミリア。

 フォルトナは大事な用事があるから、とエミリアをお姫様部屋において外に出てしまう。ひとりぼっちにされて退屈していると、微精霊がエミリアを外へ誘いだす。こっそりとフォルトナが何をしているのか覗きに行くことに。フォルトナは村の人たちと共に、魔女教の服をきた人たちから何やら物資を運んでもらっているようだった。その代表であるジュースと呼ばれる男と何やら話している様子のフォルトナ。

 どうやらジュースたちはこの村に衣類や本、季節のものを運んできてくれているようだ。ジュースは帰りしなに、エミリアの様子をフォルトナに問いかけてくる。元気でいい子に育っているが、エミリアをジュースに会わせることはできないというフォルトナ。ジュースもそれを理解しているらしく、健やかに育ってくれればそれで充分だと頭を下げて帰っていった。帰り際に、彼は仲間に「ロマネコンティ司教」と呼ばれていた。

 小さなエミリアはフォルトナたちの元から離れ、森の凍った場所に立つ扉の前へと向かっていた。この扉をあけようと押したり引いたりしてみるが、全くびくともしない。もう帰ろうと歩き始めると、ジュースと鉢合わせてしまう。ジュースも最初はどこかの子供だろうと思って話しかけていたが、その相手がエミリアだと気づくと大粒の涙をこぼす。その姿にエミリアは戸惑うが、悲しくて泣いているのではないとジュースは言う。二人はここで出会っていたのだ。

 ある日の鬼ごっこの最中、エミリアは微精霊をフォルトナたちに紹介する。フォルトナたちは驚くが、ジュースは彼女に才能があるかもしれないと興奮しだす。エミリアも精霊術士という役職が気に入り、それになりたいと言いだす。

 三人の空気はとても暖かいもので、エミリアもジュースとフォルトナのやりとりがまるで父と母のようだと口に出す。するとジュースはエミリアの両親が健在のころは……と口を滑らせそうになってしまう。エミリアはその続きを聞きたがったが、フォルトナは「また今度話してあげる」と彼女と約束を結ぶ。エミリアは部屋に戻ろうとした。

 だがその時、魔女教の『強欲』レグルスが現れる。一体なぜ彼がここに現れたのか、エミリア、そしてジュースには、このあと何が起こってしまうのだろうか。

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