TVアニメ『巨人族の花嫁』僧侶枠なのに展開ぬるくないか?第4話

TVアニメ「巨人族の花嫁」 | 公式サイトより

 建国記念のパーティに婚約者を同伴したいカイウス。花嫁の衣装として晃一に用意されたのはすっけすけの衣装! 嵐もまっさおなスケスケ感で、よくこれ抵抗しなかったな晃一……。男子用の衣装なのか、女性でもこんなすっけすけの衣装を着るのか。そして花嫁をみんなに見せる名目でこんな露出高い衣装着せることに抵抗を持たない人種なのか。色々疑問が浮かぶ。
 
 建国記念のお祭りごとという事で、王子であるカイウスは中心に立っていなくてはならい。周りに集まる人々は皆巨人族の人間だということに改めて圧倒されてしまう。だがそんな晃一の様子に気付き、カイウスは人から離れた場所で二人の時間を作ってくれるなど、甲斐甲斐しい様子を見せる。

 そんな祭りの最中、カイウスの元婚約者であるメディナがやってくる。周りの来賓たちは、メディナは神託を聞いてすぐさま王子を捨てた非道な女だと陰口をたたく。その陰口を聞いたカイウスは激高し、皆の前でメディナを大事な友人であり客人であり侮辱することは許さないと強調する。

 再会を喜ぶ二人だったが、カイウスに客が来たことで中断させられてしまう。メディナは晃一の姿を見つけ、彼にそっと近づき時間を取ってもらえないかと耳打ちする。カイウスが戻ってきた時には晃一の姿もメディナの姿もなく不安を覚え、二人がいる個室へと急いで向かった。

 そして、二人が一緒にいる姿を見ると一目散に晃一の元へ駆けつけその唇をメディナの前で強引に奪う。そう、メディナが晃一に対し、何かしら危害を加えようとしたのだと勘違いしたのだ。メディナに対し、今愛しているのは晃一だけでもし彼に危害を加えるようであればたとえ元婚約者のお前でも容赦はしないと言い捨てる。
 
 その必死すぎる態度にメディナは笑い転げ、逆に晃一は涙ぐんでしまう。メディナはカイウスにカマをかけただけだったのだ。二人でいる間、メディナはカイウスが一途で素直な男であることを晃一に説いており、晃一は自分の存在がメディナを傷つけていたのではないかと不安に思っており、それが解消され涙が出てしまったようだ。

 二人の仲を心から応援している様子でメディナは城を去り、二人の仲も深まり順調だと思った矢先、突然晃一が倒れてしまう。一体晃一に何があったのか?!
 
 全然僧侶枠らしいシーンがないんだけど、これ完全版でも流れ的に入れるの難しくないだろうか? いや、あるのか? 僧侶枠としては描写はぬるめだが、強引な展開っぷりは僧侶枠のそれ。次回は看病にかこつけて何か起こるのだろうか。
(文=三澤凛)

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