TVアニメ『巨人族の花嫁』BLのためか過去作に比べて展開がぬるい!?第3話

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TVアニメ「巨人族の花嫁」 | 公式サイトより

 どうした、僧侶枠。最近エロ系アニメが増えたからか、初めてのBLだからか、展開がぬるいような感じがしないでもないぞ。

 花嫁になることを強要したくはないから、と1か月の間この国にとどまることを受け入れた晃一。どうやらカイウスは一か月の間に自分に惚れさせる自信があるようだ。まぁ一国の主として生きてきたんだからそれくらいの自信は持っていそうだよなぁ。だが晃一は自力で帰る方法が見つからないから、仕方なく一か月の滞在を受け入れたような形であり、さすがに今まで生きてきた人生観を変えて男を愛するまでに一か月で変化するとは思っていない様子。

 一人庭で一緒に飛ばされたバスケットボールと戯れていたところそのボールに興味をしめしたカイウスに、バスケットのルールをざっくりと説明してやる。異国の情報を自分にもたらす晃一はやはり自分の嫁にふさわしい、とすぐにキスをしてくるカイウス。あれ、無理強いはしないんじゃなかったの? ちゅーくらいならいいか、という感じなの?

 だが、さすがに昼日中で周りにも人の目があるところで突然キスをする、ということに抵抗がある晃一。だが、この国は繁栄の国であることから、むしろ人前だろうとどこだろうと愛情を示す行為は国をもって推奨されているという。いわれてみれば、この国ではカップルたちがあちこちでイチャイチャしている様子が目撃される。そうは言われても、やはり純日本人の晃一には恥ずかしい。ならば部屋に行こう、と誘われるままに移動することになるが、あれ、晃一一目が無ければいいってことなの? 受け入れてるの?

 カイウスと共に移動している間晃一は、繁栄の国で信託によって「愛は不可欠」と言い切るカイウスがその自由を奪われたことを思い出し、多少同情心を感じていた。信託が無ければ、彼は自分ではなくて本当に好きな人を嫁にして幸せに暮らしていたのだろう。

 そんなことを考えていると、彼らの前に一人の女性が現れる。嬉しそうに彼女の元にかけよるカイウス。メディナというその女性は、なんとカイウスの元婚約者だという。

 ライバル現る!? という展開になるのかもしれないが、まだカイウスに対して好意を感じていない晃一の火付け役となるのだろうか? 僧侶枠は話数も少ないので、素早い展開が期待されるが僧侶枠要素も大切なのでその部分も期待して待ちたい。
(文=三澤凛)

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