TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』第27話

TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』オフィシャルサイトより

 クルシュたちと別れ、ロズワール邸に戻ることを決めたスバルたち。今後について、ロズワールたちに色々相談を行うためだ。そしてレムのことを含めた戦果の報告も行わなければならない。

 出会ったときは信頼関係など結ぶことは不可能だと思われていたクルシュ陣営とも、共に生死をかけて闘ったこともあってか絆は深まり、またお互い元気で会えることを願って別れることになるとは、1期の時は思いもしなかった。

 レムを馬車の座席に固定して落ちないようにして戻るエミリアとスバル。ロズワール邸を出てから結構な時間が経っている中で、レムの記憶が皆から失われていることなど説明が難しいものもたくさんある。 

 まず村を通過する際に立ち寄ってみたが、村人たちの姿は見えない。ラムの指示で聖域に逃げた際に全員連れていってそこからまだ戻っていないのか? と、スバルたちはやはり屋敷に急ぐことに。エミリアもスバルもお互いが聖域の場所を知っていると思ったが、彼らがいるはずの聖域がどこにああるのかを誰も知らないことが発覚したからだ。

 屋敷にはベアトリスが残っているはずだから、ベアトリスに聖域の場所や手がかりを聞きだそうと戻るも、出迎えてくれたのは見知らぬ人物。メイド服を着たその人物はフレデリカという女性。彼女はスバルが来る前に屋敷から暇をもらっていた元メイドだそうだ。

 レムがスバルについて屋敷を離れたためにラム一人では屋敷全体に手が回らなくなり呼び戻され、留守を預かっているという事だそうだ。彼女にロズワールたちのいる聖域について尋ねるも、彼の頭の中を全て知っているのは自分ではなくベアトリスとラムであると答えられたことで、スバルはベアトリスから聖域について詳しく聞いてみようと、彼女のいる禁書庫へと足を向ける。

 百発百中でベアトリスの部屋を見つけられるスバル。久々に顔を合わせても憎まれ口は変わらない。彼女にロズワールの考えを聞くが、彼女がここに残った理由と彼の思惑は関係がないという事だった。わからないことは基本なんでも唐突に尋ねるのがスバルだが、彼は自分がもっていたペテルギウスの福音書をベアトリスに見せたことから、彼女の様子が変わってくる。

 怪訝な顔をし、その持主がどうなったかを訪ね、スバルが殺したとい応えると「お前もベティ―を置いていったのかしら……ジュース」と知らぬものの名前をつぶやく。そして矢継ぎ早に質問をするスバルに対し、彼の疑問の答えは全て聖域にある、と答えそれ以上の解答を拒絶してしまう。

 その後は、どんなにスバルが会おうと思っても彼女がいる部屋にはたどり着けなくなってしまった。ベアトリスの言葉に従い、フレデリカに聖域への行き方を教えてもらうことに。いくためには2日の時間を要するし、さらにはフレデリカは聖域まで案内をしてくれるわけではないことが告げられる。

 オットーが運転手となり、教えてもらった場に向かうようだ。聖域はクレマルディの聖域といい、入り方や行くにあたって忘れてはならない名前ガーフィールという人物に気を付けなくてはいけないなど制約が色々あるようだ。

 出発の日、フレデリカから水晶のペンダントのようなものが渡され、それがないと 聖域にはたどり着けないものなだと知らされる。フレデリカはロズワールに支持されて、これらの準備を整えたようだがその真意はいったいなんなのか? 

 フレデリカと、新米メイドとして屋敷に入ったペトラに見送られてクレマルディの聖域を目指すスバル、エミリア、オットー。三人が聖域に入って暫くすると、フレデリカに渡された水晶がまばゆい光を放ちだす。 

 かなり嫌な予感がしたスバルはそれを投げ捨てようとしたが、気付いた時にはなぜか一人見知らぬ大地に立ち尽くしていた。エミリア達を探そうとあたりを見渡すと見つけたのは、エルフのような少女。その少女を追いかけようとすると、遺跡のようなものを発見する。 中に入るも誰かがいるような気配もしない。

 するとまた気付くと知らない丘のような場所に。そこには、エミリアに似た、銀髪のハーフエルフの女性がいた。彼女は自らを「エキドナ」と名乗り、強欲の魔女と呼ばれていると語った。

 一体スバルたちはどこに迷い込んだのか? そしてエキドナは本当に強欲の魔女なのか? (文=三澤凛)

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