アイドルアニメなのにアイドル要素も無ければ魔法も少なめ。キャラクターも相当いるけど色々間に合うのかと、不安になってしまう。まだ物語は一つも進展していない。
赤点だと揃って退学という崖っぷちに立たされていることを知ったティアラは、退学回避のために張り切ってポイントを取りに行こうとする。だが、張り切れば張り切るほどに減点を食らってしまい、ピンチは深刻になるばかり。1日やってみて、減点を無くすことに注力した方が効率がいいことに気付く。
というのも、班員メンバーは前期だけで退学までリーチをかけてしまっているだけあって何かとトラブルメーカーな部分を持っており、やりすぎたりやらかしたりで減点をためてきたのだ。そのミスを減らしたらそこまでの綱渡りは少ないはずだろう。やはり入学早々にこんな崖っぷちの班に入れられるのは不憫である、と皆が別の班に入ることを進めるが、ティアラはみんなと一緒だと楽しいからこの班で頑張っていきたい、と笑顔を見せる。
その人の良さにアシュレイはロゼッタと同じくティアラも貴族やそれにあたる上流階級の生まれの人間であることを言い当てる。ティアラは言葉を濁すが、それはどうやら図星のようだ。
話題に上がったロゼッタは、ここ最近夕刻になると皆の前から姿を消すことが多くなってきたという。貴族出身なのならばアルバイトではないと思われたが、それにしては頻繁にいなくなる。という事はもしかしたら、逢引きをしているのではないかという話になり、年ごろで色恋の話に興味が尽きない面々は彼女のあとをつけることに。
ガッバガバの尾行術でロゼッタを追う面々。これでバレないのはロゼッタの方が鈍感なのではないかと思わずにいられないほどだが、彼女は何も疑わずにどんどん目的地へと向かっているようだ。
街中に入った当たりで、ティアラたちはロゼッタの姿を見失ってしまう。彼女を探しまわっている最中に同じ学校のラトゥーラとばったりと出くわし、彼女がアルバイトしているカフェで休憩をとる。うっかりまったりしてしまっていたが、ティアラたちの目的はロゼッタを見つけること。ラトゥーラにもロゼッタの居場所を知らないかと聞き込みをしてみると、なんと店の裏手で姿を見かけたという。
小腹がすいてハンバーグを注文していたラヴィは目の前に出来立てがやってきたにも関わらず、食べることも適わずロゼッタ捜索に引っ張られてしまう。ラトゥーラの証言を元に路地を探索するメンバーの目に映ったのは、ゴミ箱を必死に漁るロゼッタの姿。
まさかのゴミ漁りという行動にショックを受けたが、彼女の行動には意味があった。やはり皆に内緒でアルバイトをしていたらしいのだが、ペットシッターで預かったアヒルが逃げ出してしまい、それを探していたというのだ。友人のピンチと聞いてティアラたちも協力してアヒルのアルフレッドを探すことに。
だが、さすがポンコツ班。走れば転び、探せば別のモノに夢中になって遅々として捜査は進まない。ロゼッタとティアラは二人組で捜索を続けるが、こちらもなかなか見つからない。とうとう追い詰めた! と思ったもののラヴィとアシュレイが川に落ちるという被害に。ティアラも一緒に落ちそうになったのだが、ロゼッタがなんとか食い止めることが出来たおかげで免れることが出来た。
この時、とっさに出た「ティア」という呼び方は、過去ロゼッタが親しみを込めて読んでくれていた愛称だったが最近は呼んでもらえず寂しい想いをしていたようだ。二人はこれをきっかけにまた「ティア」「ロゼ」と呼び合うようになる。
本好きのリネットが寄り道の際に見つけた魔導書にのっていた魔法でアルフレッドの捕獲になんとか成功。ミッションを終わらせることが出来た。ティアラとロゼッタの二人で飼い主に受け渡しに行くことに。その帰り道、ロゼッタがティアラをあるところに連れていってくれる。それは、サイリウムのようなものを掲げる人が大勢集まる場所。彼らの目線の先に突如ステージのようなものが現れパフォーマンスがはじまる。
これはオルケストラと呼ばれるパフォーマンスのようで、歌い踊っているのは同じ学校の生徒が組んでいるユニットsupernovaの面々。えっちな衣装でかっこよく踊る彼女たちに目が釘付けになるティアラ。このステージを観たことでティアラが何かたきつけられて物語が動き出すのか。楽しみにしたい。
(文=三澤凛)
TVアニメ『Lapis Re:LiGHTs』(ラピライ)アイドルアニメなのにまだその要素がない!?第2話のページです。おたぽるは、アニメ、作品レビュー、アイドル、Lapis Re:LiGHTsの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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