木村拓哉『グランメゾン東京』意外に好評も

木村拓哉主演『グランメゾン東京』意外に好評で2話で異例の視聴率上昇! それでも否めない「パワーダウン」感

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TBS系『グランメゾン東京』ドラマ公式サイトより

 10月26日に放送された、木村拓哉主演の日曜劇場『グランメゾン東京』(TBS系)第2話の平均視聴率が13.2%だったことがわかった(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。初回の12.4%から微増となる。多くのドラマで2回目以降の視聴率が初回を上回ることができない中、さすがはキムタクと言いたいところだが、TBSにとっては及第点に程遠い数字のようだ。

「初回はプロ野球日本シリーズ『巨人―ソフトバンク』第2戦の放送時間延長のため、50分遅れでの放送スタート。さらに、50分遅れだったことが幸いして裏被りはしなかったものの、ラグビーW杯の準々決勝『日本―南アフリカ戦』(NHK総合)がその前に放送されており、木村のドラマに注目が集まりにくい状況で、TBS局内では最悪一桁台の視聴率を予想する向きもありました。そんな逆風の中、初回は望外の12.4%だったので、2話以降はもっと数字が伸びるはずと、TBSも楽観視していました。しかし、フタを開けてみれば、この数字。最近のドラマとしては十分及第点なのですが、何せ木村のドラマには莫大なカネがかかっています。一説には1話1億円かかっているとも言われ、最低でも視聴率15%を取らないとペイしないそうです」(芸能記者)

 ちなみに、前クールの同枠は大泉洋主演の『ノーサイド・ゲーム』だったが、初回視聴率は13.5%、第2話は11.8%と、木村のドラマと大差ない。制作費を考えると、どちらがコストパフォーマンスに優れているかは言うまでもないだろう。だが、木村のドラマは視聴者からの評判は決して悪くない。

「木村扮する一流の腕を持つシェフが一度は挫折するも、再起をかけて仲間とともに3つ星レストランを目指すというストーリーは月並みですが、ドン底から這いあがっていくという少年マンガさながらの泥臭さがあり、視聴者も感情移入しやすい。また、高級レストランでのロケやふんだんに使われる高額食材など、さすがにカネがかかっているだけあって、リアリティがあり実際のプロの料理人からの評価も高い様子。肝心の木村も、“何を演じてもキムタク”などと揶揄されますが、ファンが求めるキムタク像を忠実に演じていて、視聴者からも『やっぱりキムタクはカッコいい』との声がもっぱら。歴代の木村のドラマの中でも、出来のいい部類に入ります。にもかかわらず、視聴率が伸びないのは、木村自身のタレントパワーが低下していることに他なりません」(同)

 やはり、SMAPの解散騒動で定着してしまった“裏切り者”のイメージは払拭できないのか。木村のドラマは脚本や演技以前に、彼自身のカリスマ性によるところが大きい。しかし、その神通力がいよいよ失せたとなると、各テレビ局も木村を見限りかねない。木村の今後を占う上でも、『グランメゾン東京』の視聴率には注目だ。

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