7Payの不正利用問題が次々発覚し、セキュリティーの甘さに加え、謝罪会見での対応も消費者からの批判を招いているセブン&アイ・ホールディングスだが、一部では、期待の声も上がっている。
来月1日発売の小学館の知育学習雑誌「幼稚園」9月号の付録が、セブンイレブンのATM「セブン銀行ATM」であることが明らかとなり、ネット上を中心に大きな注目を集めているのだ。
2018年9月号でのくら寿司の「回転寿司」を皮切りに、バンダイの「ガシャポン」やセガの「メダルおとしゲーム」、幸楽苑の「びょんびょんらーめん(動くラーメン看板)」など、さまざまな企業とのコラボを展開してきた「幼稚園」。シリーズ10弾となった7月号では、ボタンを押すと紙製のセブンティーンアイスが出てくるグリコの「セブンティーンアイスじはんき」が登場し、1931年の創刊以来初、付録付きの雑誌では異例の重版となるほどの大反響ぶりをみせた(参照記事)。
次号の9月号には、高さ約39cmと雑誌の付録にしてはビッグサイズな「セブン銀行ATM」が登場。機械本体のほか、千円、五千円、一万円札が10枚ついており、モーターユニットを内蔵しているため(電池は別売り)スイッチを動かすとお金が吸い込まれたり、お金が出てくるという、本物そっくりの仕様になっているようだ。
主な読者層が未来ある子供たちであるのに対し「ATM」が付録とは、どことなくもの寂しさを感じてしまうし、「幼児がATM欲しがるのか?」という疑問もあるが、「セブンティーンアイスじはんき」の結果からも、より大人の購買意欲を煽る方向に舵を切ったのだろう。
実際、7Payの不正利用問題を指しながら「タイミング悪い」「5500万騙し取られるで」といった皮肉めいた声のほか、ネット上では「レベル高すぎないか?付録」「子供のころ、こういうの欲しかったよな」「これ凄いやん ちょっと欲しい」「ええな」「子供に買うわ」と、その策略にハマる人が続々と現れている模様。
「セブンティーンアイスじはんき」の売り上げを上回ることはできるだろうか……?
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