PassCodeのツアー公演中に“迷惑行為”が発生 メンバーの南菜生が右足負傷「自由と身勝手を混同しないで欲しい」

 ラウド系アイドルとして活動しているPassCodeが、4月15日に公式サイトを更新。13日の公演中、ファンの迷惑行為によってメンバーが負傷したことを報告したと共に、ファンに向けて観覧時のマナーを呼びかけた。

 4月から全国6カ所を巡る、初のZeppツアーの開催を予定しているPassCode。13日のZepp DiverCity東京での公演はツアー初日だったのだが、公式サイトによれば「開演直後から終盤にかけて、大変残念ながら水を撒く迷惑行為が発生」「1曲目冒頭でペットボトルごとステージまで届き、水がステージ上に相当量、溢れメンバー南菜生が滑って転倒してしまい、右足を負傷」したという。

 しかも、公演の中盤に再度ペットボトルが飛んできて、音楽機材に大量の水がかかる事態も発生。それにより、「故障し音が出ず、急遽、別の機材を使用した事により、今までリハーサルを重ねてメンバー、バンドと1曲1曲作ってきたギターの音が変わってしまいました」とも報告している。今後、このような行為が発見された場合、メンバーや機材の安全を確保するため、公演を即中止とするとしている。

 そのほかにも、ダイブを行ったファンがステージまで到達し、ステージサイドに設置されていた照明機材が倒れる事案も発生。「倒れた先にメンバーが居たら大事故(当たりどころによってはメンバーの命に関わる危険な事故)に発展する可能性もあり、舞台監督、楽器スタッフで倒れる前に走って急いで立て直しました」と、公演中に迷惑行為が多発していたことを伝えた。

 PassCodeはその音楽性ゆえ、「客席が激しい」と知られているが、運営側は「ダイブやリフト、モッシュ等の危険行為は場内アナウンスや場外内での張り出し、チケットの券面等で常々お伝えしている禁止行為」としている。今回の件を踏まえ、危険行為を行ったと判断された場合は、退場措置をとることも明らかとされた。

 今回のライブの終演後、右足を負傷した南菜生はTwitterを更新。「私はPassCodeのライブは自由度の高い所が魅力のひとつだと思っています。その自由は来ている人全員に与えられている物です。お願いですが、自由と身勝手を混同しないで欲しい。自分が自由だと思って取った行動が他の人の自由を奪っていないか?改めて考え直して欲しいです」(原文ママ)と呼びかけた。

 PassCodeのZeppツアーは始まったばかり。これを機に、現場の雰囲気が改善されるといいのだが。


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