『ドラえもん』で“危ない薬”が登場!?「麻薬なんじゃ…」「のび太が中毒になってる」とネット騒然

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テレビ朝日「ドラえもん」公式サイトより

 2月15日放送のTVアニメ『ドラえもん』(テレビ朝日系)では、のび太が大量に“薬”らしきものを摂取する場面があり、ネット上では「危ない薬なんじゃ……」「麻薬みたい」と指摘する声があがっていた。子どもに“夢”を与えるはずのアニメに一体何が起こったのか……ネットの声とともにその内容を紹介していこう。

 話題になったのは『オモイコミン』の回。ジャイアンに野球に誘われていたり、宿題が溜まっていたりと、やることがたくさんあるとボヤキながら部屋でゴロゴロしていたのび太。ドラえもんに注意されるも、何をやってもうまくいなかいならやらない方がマシと全く動こうとしない。

 そんなのび太にドラえもんは激怒。突然「畳のへりの上を歩けるか?」と歩かせたかと思うと、今度は高いブロック塀を歩かせるという行動に出た。しかし、畳のへりは歩けてもブロック塀は「落ちそう」といって全然歩けないのび太。

 そこでドラえもんが『オモイコミン』という錠剤を取り出してのび太に飲ませると、ブロック塀が畳みのへりのようみ見えて、走っても全然平気に。この錠剤は、一粒飲むと“目の前のものが思い込んだものに見えて怖くなくなる”という道具だったのだ。

 これを使ってママのお説教や宿題を切り抜けたのび太は、しずかちゃんの家に遊びに行くも、運悪くしずかちゃんのバイオリン演奏を聴くことになってしまう。実は、しずかちゃんのバイオリンはジャイアンの歌並みに下手なのだ。しかし、それも「オモイコミン」を飲んでプロのバイオリニストと思い込むことで難を逃れたのび太たち。

 しかし、ジャイアンから野球に誘われていたことをすっかり忘れており、遅れたことで殴られてしまう。だが、またドラえもんに勧められてもう一粒「オモイコミン」を飲むと、野球を風船と思いこむことにしたのび太。その結果、ボールの動きが超スローに見え、ボールのキャッチに成功。その後もオモイコミンを飲み続けると、バッターとしてもホームランを打つことができ、のび太のおかげで大逆転勝利を収めることができたのだった。

 その帰り道、チームメイトたちに褒めちぎられていたののび太だったが、自分が全く活躍できなかったことに腹を立てたジャイアンは怒り心頭。負けても殴られるが、活躍しても「いい気になるな! 殴らねぇと気がすまねぇ!」と理不尽なことを言うジャイアンには、ネット上でも「勝っても負けても殴られるのかよ!」「お前こそいつもいい気になるな!」「活躍しなくても怒られ活躍しても怒られる理不尽の極み」との声が集まっていた。

 その後、オモイコミンの力でのび太がジャイアンをボコボコしたのだが、この珍しい展開ではなく、ある描写が話題を集めることに。

 大量にビンに入っていたオモイコミンの錠剤がこの1日で残り1粒になっていたことで、ネット上は「薬どんだけ飲んだんだよ」「1日でオモイコミンほぼ1瓶飲み干すとか……w」という驚きの声が続出。中には、「これ幻覚が見えてるってことで麻薬なのでは?」「もうのび太中毒になってるんじゃ……」という声まで。まさかの、「のび太が危ない薬に手を出した」という衝撃の内容が話題になっていたのであった。

(アーヤ・凛/ライター)

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