『ポケットモンスター サン&ムーン』涙なしでは見れない神回に…「すごい泣いた」の声殺到

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テレビ東京「ポケットモンスター サン&ムーン」公式サイトより

 アニメ『ポケットモンスター サン&ムーン』(テレビ東京系)第108話「カプ・レヒレの霧の中で」が2月10日に放送された。

 前回の放送では、カキが謎の老人の導きによってカプ・レヒレからヒコウZを手に入れたが、この日はその老人がハプウのお爺ちゃん・ソフウであることが判明。驚くサトシたちにハプウは「カプ・レヒレには、人をすでにこの世にはおらぬ者に会わせる不思議な力があるのじゃ」と言い、兄のグラジオが父に会うためにカプ・レヒレに会いに来たことを話すリーリエに「カプ・レヒレの霧であの世と この世が混ざり合う世界から戻れなくなった者もおるでな」と忠告していた。

 そんな中、幼いころに母親を病気で亡くしたマオの様子がおかしくなり、スイレンが話を聞くと、亡くなる前に母親が頻繁に自分に謝っていたことに対し、「謝ってばかりのお母さんなんか嫌い」と言ってしまったことを後悔していると告白。マオのパートナーポケモン・アマージョの進化前のアマカジはもともとは母親がゲットしたポケモンだったことも判明した。

 その後はポニ大根の畑で種撒きの手伝いをしていた一同だが、あたりに霧が立ち込め、サトシ・マオ・リーリエが離れ離れに。リーリエはグラジオと再会し、カプ・レヒレの霧の中をそれぞれ彷徨うことになった。

 最初に“この世にいない人”と再会したのは、サトシ。ニャヒートが突然駆け出し、その先にいたのはムーランド。17年4月に放送された第21話『ニャビー、旅立ちの時!』以来の登場となったが、ニャヒートはもちろん、サトシも大喜び。ニャヒートはムーランドにこれまで覚えたワザを披露し、それを見たムーランドは「だいもんじ」を教えることに。死者と特訓するという、バトル脳のサトシならではの展開となった。

 その後、マオも無事母と再会。「嫌いって言って、ごめんなさい!」と言いながら号泣するマオを母は優しく抱きしめ、「お母さんね、『ごめんね』じゃなくてこう伝えなきゃいけなかったの。『ありがとう』って」と、「ありがとう」を何度も何度も告げる号泣不可避に。マオも「さっきのごめんなさいは忘れて」と言い、涙目になりながら「お母さん、ありがとう。いつだって明るくて優しいお母さんでいてくれて」とありがとうを連発。マオが「ありがとう」を言うたびに、グラシデアのはなが咲いていき、あたり一面グラシデアのはなで埋め尽くされた。

 一方、ハプウはカプ・レヒレに霧の中に行った者を返してもらうよう直談判しに行ったものの、言うことを聞かずに踊るレヒレに激怒。ゴルーグのラスターカノンで攻撃を仕掛けると、突然ソフウが現れた。ソフウは「カプ・レヒレが お前をポニ島の島クイーンと認めたぞ」と先ほどのラスターカノンがレヒレの心を動かしたことを告げた。すると次第に霧が晴れ、死者とは別れ離れに。マオのお母さんがいた場所にはシェイミが現れ、マオに懐いていたために保護することになった。

 リーリエとグラジオは結局父親とは会えなかったが、それは逆に生きていることの確信へ。サトシは島クイーンになったハプウとバトルの約束を取り付け、大満足だったようだ。

 この日の放送に視聴者からは、「すごい泣いた……」「こんなの泣かずに見るの無理だよ!」「今日のポケモン、心が抉られたよ、いい意味で」という声が殺到。号泣必死の神回となったようだ。

(福田マリ/ライター)

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