中国版『Fate/Grand Order』、国内の規制で女性サーヴァントが逆にエロくなってしまう

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『Fate/Grand Order』公式サイトより

 中国版『Fate/Grand Order』(以下、『FGO』)が、国内の規制により源頼光、酒呑童子、ゴルゴーンのイラストを変更。恐らく格好がセクシー過ぎるため修正対象になったようだが、噂を聞きつけた日本のユーザーからは「修正後の方がエッチになってる!」とのツッコミが相次いだ。

『FGO』プレイヤーにとっては当たり前のことだが、ゲームに登場するゴルゴーンや源頼光、酒呑童子は女性の姿をしたキャラクター。史実では男性であるはずの源頼光も艶やかな女性になっており、豊満なバストが強調された服装を身に着けている。しかし彼女の場合は、そんな大きい胸がアウトだったのだろう。中国版『FGO』では、胸部に“前掛け”のような布が追加されていた。

 裸に着物を羽織っただけのような酒呑童子は、着こなしに変更が。しっかり肩まで着物を羽織っている他、短い裾も長くなり臀部を隠している。ゴルゴーンはちょっとだけ胸元を隠している布の面積が増量。バストの“北半球”が隠れる形となった。

 肌色の面積が減ったりボディーラインがわかりずらくなったりした今回の修正だが、“隠されたぶん余計にエロくなった”と話題に。ネット上では「全然規制が仕事してない」「これが着衣エロってやつか」「中国版のほうがわびさびがある」「頼光ママのおっぱい前掛けがえちえち」「日本版に逆輸入してほしい」といった声が上がっている。

 現在中国ではいわゆる“萌え文化”が過熱しているが、規制はかなり厳しい様子。2015年には中国文化省が、「“未成年者の犯罪や暴力・ポルノ・テロ活動”を煽る内容が含まれる」日本のアニメ38作品を公表。該当するアニメを配信していた動画サイトなどに罰金や警告などの処分を科していた。

 ブラックリストに入れられた作品は、『だから僕は、Hができない。』『ハイスクールD×D』『進撃の巨人』『残響のテロル』など。また最近では『ダーリン・イン・ザ・フランキス』や『スロウスタート』が配信停止になり、一部のシーンを修正して配信を再開している。

 中国のオタクたちにとってはかわいそうなことだが、今回の『FGO』のように規制が奇跡を生む可能性も。今後も様々なゲームやアニメが中国へ輸出されると思われるので、修正前と“修正版”を見比べてみてはいかがだろうか?

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