【BPO】『ゴブリンスレイヤー』『中学聖日記』に苦情が寄せられるも、青少年委員会としては問題ナシ?

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TVアニメ『ゴブリンスレイヤー』公式サイトより

 放送における言論・表現の自由を確保しつつ、視聴者の基本的人権を擁護するため、放送への苦情や放送倫理の問題に対応する第三者の機関・BPO(放送倫理・番組向上機構)が、「2018年10月に視聴者から寄せられた意見」を公式サイト上に公開した。

 10月クールに突入し、新ドラマ&新アニメの放送がスタート。その中には「BPO案件」などと、BPOに苦情が入るのではと心配される作品もあったが、今回はその予想が的中。 疑惑の作品に対する苦情と思しき意見が紹介されている。

「男子中学生と女性教師の恋愛がテーマの連続ドラマについて、道徳的に問題があり同年代の子どもを持つ身としては不愉快だ。こういったドラマがフィクションだからと放送されるのはいかがなものか」

“男子中学生と女性教師の恋愛がテーマの連続ドラマ”は、有村架純が主演を務める火曜ドラマ『中学聖日記』(TBS系)のことだろう。かわかみじゅんこの同名マンガが原作の本作は、中学校の教師・末永聖(有村架純)とその生徒・黒岩晶(岡田健史)の禁断の恋愛を描いた作品。岡田健史(19)が「中学生に見えない」と話題だが、“中学生と教師の恋愛”というテーマそのものに「不愉快」という苦情が寄せられてしまうことに。

 今回はドラマだけでなく、深夜アニメに対する意見も紹介されている。なお、アニメに対する意見がBPOに紹介されるのは、3カ月ぶりだ。

「モンスター退治のために冒険するストーリーの深夜アニメ番組で少女がモンスターに襲われるシーンについて、女性に対する性的暴行を思わせる描写があり非常に不愉快。録画機器があれば未成年も見ることができる。青少年に悪影響を与えるのは確実だ」

 案の定と言うべきか、TVアニメ『ゴブリンスレイヤー』(TOKYO MXほか)に対する意見だろう。最下級の魔物・ゴブリンだけを退治するゴブリンスレイヤーの冒険を描いた本作。第1話では、ゴブリン退治をしようとした新人冒険者たちが虐殺され、女性については陵辱されるという衝撃的なシーンが展開された。

 当該シーンについては、アニメファンからも「流石にBPO案件」という声が上がっていたので、このような苦情が寄せられることは想定の範囲内。ただ、「録画機器があれば未成年も見ることができる」というご意見に関しては、ただの言いがかりのように感じるが……。

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