『ポプテピピック』の作者がTwitterで謝罪! パロディグッズの発売に「筋は通さないと」「炎上するまでがポプテピ」と賛否の声

 10月3日、“とびっきりのクソ4コマ!!”というキャッチコピーでお馴染みの漫画『ポプテピピック』(竹書房)作者・大川ぶくぶがTwitterで謝罪。ネット上で「パロっても筋は通さないと」「問題起こして炎上するまでがポプテピ」と賛否を呼んでいる。

 話題の中心になったのは、『ポプテピピック』が展開している「左手にサイコガンを持つポプ子」というアパレル商品。“サイコガン”は『コブラ』(集英社)の主人公・コブラの左腕に仕込まれている高性能銃のこと。「左手にサイコガンを持つポプ子」には、文字通り左手にサイコガンを持ったポプ子が前面にデカデカと描かれていた。

 同商品はアパレルブランド・キャンディストリッパーとのコラボアイテムで昨年11月から販売されていたのだが、『コブラ』の作者・寺沢武一が3日にTwitterで“サイコガンが勝手に使われている”と指摘。大川のツイートを引用して、「礼儀知らずな人ですね。コブラのサイコガンを勝手に使うのはやめなさい! マネジャに許可をとりなさい!」(原文ママ)とつぶやいた。さらに寺沢は、同商品の告知ツイートに対して「サイコガン使うなら僕にひと言挨拶して欲しいですね」ともツイートしている。

 この指摘ツイートに対して、大川は「寺沢武一先生、コブラファンの皆様 ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。謝罪が遅れてしまった件につきましても重ねてお詫び申し上げます」「今回の件につきまして、版権管理窓口を通して早急に対処させていただければと思います」との謝罪コメントをTwitterで発表した。

 一連の騒動が拡散されると、ネット上からは「これも炎上商法の一環?」「ポプテピだからガチなのかギャグなのかわからない……」「ここまですべて了承済みで、宣伝に協力してくれたのではないかと思ってしまう」といった声が。

 しかし一方で、「こういうのはちゃんと怒られろと思った」「さすがにダメでしょ。意識低すぎる」「ポプテピはパロ要素が多いけど、商品化するにあたって許可とらないのは絶対にダメ」「作品内でパロディネタとして扱うならともかく、無許可でグッズ化して販売するのはアウトだよな」といった“ナシ”と判断する声がほとんどだ。

 大川の謝罪ツイート後、寺沢は騒動がまとめられたサイトのツイートを引用して「僕が切れるなんて、ありえない、地球がもう2つに割れたら怒ってるかもしれませんが?」とコメント。また、「僕が怒っているわけではありません」「マネジャーが何か言ったのかもしれないけど、怒る様な事ではないと僕は思っています」ともつぶやいている。

 現在「左手にサイコガンを持つポプ子」の商品ページはアクセスできない状態だが、騒動はどのような終着点をみせるのだろうか。

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