『CLAYMORE』八木教広の読み切りが「ジャンプ」初掲載 実写版『斉木楠雄のΨ難』も早売りのネタバレ対策か?

――発行部数約200万部(一般社団法人 日本雑誌協会発表)を誇る最強の少年マンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)。そんな「ジャンプ」の最新情報をさまざまな角度からレビュー!

『CLAYMORE』八木教広の読み切りが「ジャンプ」初掲載 実写版『斉木楠雄のΨ難』も早売りのネタバレ対策か?の画像1「週刊少年ジャンプ」公式サイトより。

「週刊少年ジャンプ」(以下、「ジャンプ」)2017年15号の表紙と巻頭カラーは、『ONE PIECE』。新連載6連弾の影響もあって、『ONE PIECE』が表紙を飾るのは約2カ月ぶり。

 前号から連載開始の『Dr.STONE』(原作:稲垣理一郎、作画:Boichi)は、センターカラー大増23ページで掲載。次号も大増23ページを予定している。作画のBoichiは、「週刊ヤングマガジン」で『ORIGIN』(共に講談社)の連載も抱えているのだが、今週の「ヤングマガジン」(毎週月曜発売)を見ると、今週の『ORIGIN』は休載となっている。『Dr.STONE』もたびたび休載を挟むのか、今後の連載ペースに注目したいところだ。

『CLAYMORE』八木教広の読み切りが「ジャンプ」初掲載 実写版『斉木楠雄のΨ難』も早売りのネタバレ対策か?の画像2「週刊少年ジャンプ」公式サイトより。

 今号には、『CLAYMORE』の作者・八木教広の読み切り『月光のアルカディア』が掲載されている。八木教広は「月刊少年ジャンプ」(廃刊)、「ジャンプSQ.」で活動してきたマンガ家。「週刊少年ジャンプ」においては、『CLAYMORE』の番外編が掲載されたことがあったが、読み切りマンガを掲載するのは今回が初めて。読み切りは49ページと読み応えたっぷりなので、八木教広ファンは必見だ。

 前号にて、ようやく実写映画の公開日が2017年10月21日だと明らかになった『斉木楠雄のΨ難』。その映画公式サイトを見ると、「アレがアレするまで」のカウントダウンがスタートしている。カウントによれば、15日に何かが発表される模様だ。

 前号では、18日発売の「ジャンプ」16号にて重大な発表があると告知されていたが、今号を見ると「待てない人は3月15日にHPをチェック!!」という一文が追加されている。

 7月14日に公開を控える実写映画『銀魂』においては、実写映画化の発表は「ジャンプ」で解禁したものの、各キャラクターのビジュアルについては公式サイトやニュースサイトでの解禁に徹底している。「ジャンプ」では約1週間遅れてビジュアルが掲載されている状態だ。おそらく早売りによるネタバレを防ぐためと考えられる。

『斉木楠雄のΨ難』もネタバレ対策を講じている節を感じるが、やっと主要キャストの発表があるのか。“重大”と銘打っているだけに期待したい。

 なお、今号の『斉木楠雄のΨ難』はスポ根における焼肉屋のベタを斉木が突っ込む回なのだが、「温和な先輩がやたら焼き方に厳しい焼肉奉行になる」「敵対するチームと偶然鉢合わせる展開」「大食い対決で前哨戦」「必殺技を焼肉屋で応用」……と、『テニスの王子様』のギャグ回「焼肉屋の王子様」っぽい内容。ネットでも「完全に焼肉の王子様」という声があるが、はたして?
(雑誌やマンガ作品に関して、言及のない限り、版元は集英社)

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