Boichi初の少年誌連載で作画に変化? 『斉木楠雄のΨ難』はやっと実写映画の公開日が明らかに……

――発行部数約200万部(一般社団法人 日本雑誌協会発表)を誇る最強の少年マンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)。そんな「ジャンプ」の最新情報をさまざまな角度からレビュー!

Boichi初の少年誌連載で作画に変化? 『斉木楠雄のΨ難』はやっと実写映画の公開日が明らかに……の画像1「週刊少年ジャンプ」公式サイトより。

「週刊少年ジャンプ」(以下、「ジャンプ」)2017年14号の表紙と巻頭カラーは、「新連載6連弾」の第5弾目となる『Dr.STONE』。原作は『アイシールド21』の稲垣理一郎、作画は『サンケンロック』(少年画報社)や「週刊ヤングマガジン」で連載中の『ORIGIN』(共に講談社)で知られるBoichi。「新連載6連弾」の中でも屈指の実力派だ。

 高い画力を持つことで有名なBoichiは、これまで青年誌を中心に活動してきたマンガ家。今回が初の少年誌連載だ。そのせいか、いつもの劇画っぽさをやや抑え、少年誌向けの作画となっている。Boichiは『Dr.STONE』と他誌の『ORIGIN』と、週刊連載を2作抱えることになるが、今後の連載ペースがかなり気になるところ。

Boichi初の少年誌連載で作画に変化? 『斉木楠雄のΨ難』はやっと実写映画の公開日が明らかに……の画像2「週刊少年ジャンプ」公式サイトより。

 今号の「ジャンプ」では、『僕のヒーローアカデミア』が作者・堀越耕平の急病により休載に。前号、コマの一部が下書きのままで掲載されていたのは、休載の予兆だったのか? なお、次号(15号)には再開する予定とのことなので大事には至らなかったようだが、今後も体調には気をつけてほしい。

 また今号では、『磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~』の“豆アニメ”(約30秒のショートアニメ)が「GYAO Entertainment service Awards 2016 GYAO!アニメ部門」で1位を受賞したことが明らかに。再生数はなんと1,100万回を超えているという。

 本日6日から豆アニメ第2期の配信が「GYAO!」にてスタートした『磯部磯兵衛物語』だが、“少年ジャンプ史上初”のマンガとアニメ同時展開を実施している。本誌掲載の第226話「イイ声選手権で候」がすでにアニメでも楽しめるというわけだ。マンガとは一味違うので、ぜひチェックしてほしい。

 そんな今週の「ジャンプ」で注目したいのは『斉木楠雄のΨ難』。『ジョジョの奇妙な冒険』『銀魂』と並んで今年に実写映画の公開を控える本作だが、やっと公開日が決定。17年10月21日に全国ロードショーされるとのこと。

 公開日が決まったことについて、作者・麻生周一(@shu1aso)はTwitterにて「映画化決定の発表から1年9ヶ月くらい…ようやく言えた…! 2017年10月21日公開予定です!まだ半年以上あんのかーい!!その頃連載やってんのかよ!!」とツイート。

 実写映画化の発表があったのは2015年6月15発売の29号。そこから1年半、何も音沙汰がなく、昨年8月に主演:山崎賢人、監督:福田雄一であることが明らかに。未だ他キャストの詳細などは発表されていない。『斉木楠雄』より後に実写映画化が発表された『ジョジョ』『銀魂』と比べると、かなり進行が遅い。作品のパワーの差なのだろうか……? 18日発売の16号に発表があるとのことなので、大きな発表であることを期待したい。

Boichi初の少年誌連載で作画に変化? 『斉木楠雄のΨ難』はやっと実写映画の公開日が明らかに……の画像3麻生周一(@shu1aso)のTwitterより。

 なお今週のトビラ絵は、実写版『ジョジョ』で東方仗助(山崎賢人)のパロディ。公開日のフォントを『ジョジョ』そっくりに真似ていて、斉木楠雄も東方仗助とまったく同じポーズを決めている。斉木楠雄も山崎賢人が演じることを思うと、小粋な(?)ネタである。
(雑誌やマンガ作品に関して、言及のない限り、版元は集英社)

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