トラウマ回ついに! “規制なし”グロ描写に力入れ過ぎ! 地上波放送よくできたよな、と思った『CHAOS;CHILD』第7話

『STEINS;GATE』などで知られる科学アドベンチャーシリーズ。その第1作『CHAOS;HEAD』(カオヘ)を受け継ぐ、『CHAOS;CHILD』(カオチャ)のテレビアニメが放映開始となった。原作ゲームも評判が高い本作。本稿では、良作の期待が持てるアニメ版『CHAOS;CHILD』を、科学アドベンチャーシリーズのファンがレビューしていく!

1702_CHAOS_CHILD07.jpgアニメ『CHAOS;CHILD』公式サイトより。

 ついに来てしまった、この回が……。『CHAOS;CHILD』第7話。
 冒頭は……グロい! 冒頭からグロい! 始まるや否や、口から鉄筋を串刺しされて、全身丸焼きにされた女性の遺体が登場。謎の焼死体が発見され、神成岳志刑事が調べにきたシーンからだ。ゲームでは丸焦げの死体はほとんど描かれていなかったのに、なぜかアニメでは気合い入れて描かれている。のっけから、グロ描写に力入れ過ぎだよ、スタッフ! まるで、耐性を付けておいてくださいと言わんばかりだ。

 そして、オープニングはなし。特別な回というのが、ひしひしと伝わってくる。

 カウントダウンのように記される、日付。10月25日。
 青葉寮に泊まっていた有村雛絵に神成岳志刑事から、大至急確認してほしいものがあると連絡が入る。謎の焼死体が発見されたマンションの防犯カメラに映っていた女の映像だ。その女こそ、南沢泉里だとされている“パイロキネシストの女”。「逮捕されたのか!?」という宮代拓留に対し、「死にました、その女」と答える有村雛絵。丸焼きで死んだ女は、南沢泉里だったらしい。

 その夜、宮代拓留は来栖乃々に、南沢泉里の死を伝える。「それじゃぁ、もう襲われる心配はないのよね」と安心する来栖乃々。うっすら涙を浮かべるその姿、“事件のいち関係者”として、宮代拓留たちを本当に心配しているんだなーというのが伝わってくる。いいお姉ちゃんだ。

 10月27日。
 焼死体のあったマンションに調査に来た久野里澪と神成岳志刑事。神成岳志刑事は言う。南沢泉里は、宮代拓留たちの前に現れた23日の深夜から24日未明を最後に、焼死体となって発見された24日の夜までの20時間あまり、空白の時間があると。24日の防犯カメラにも映っておらず、マンションにすら戻ってきていないらしい。宮代拓留らの知らぬところで、“パイロキネシストの女”の死に謎が深まる。どうでもよいが、“パイロキネシストの女”の部屋が妙にオシャンティーだった。あのちょっとイカれた感じからは想像ができない。

 そして、迎える10月28日。“ニュージェネ”第6の事件が起きた日だ。
 新聞部部室。「事件は本当に終ったのだろうか」と案じる宮代拓留に対し、10月23日に第5の事件が起きなかったことで、「ニュージェネレーションの狂気の再来」は終わったのではないかと話す伊藤真二。

 一連の猟奇事件の犯人が、パイロキネシストを含む複数犯なら、死んだ南沢泉里に代わって誰かが事件を起こしたはずだと言う。……というか、複数犯説って、ゲームでは推理するパートがあったので、ここに来るまでに印象深く出てきたワードだけど、アニメだとそこまで語られていなかったような(記憶ない……)。複数犯説って、けっこう重要なポジションだと思うのだが、ちょっとサラッと流されている感があるゾ。

トラウマ回ついに! “規制なし”グロ描写に力入れ過ぎ! 地上波放送よくできたよな、と思った『CHAOS;CHILD』第7話のページです。おたぽるは、アニメ作品レビューの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

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