ロンブー淳、ナイナイ岡村、鳥居みゆき…お笑い芸人に薬物疑惑“被害”続出の裏事情

1603_torii.jpg鳥居みゆきインスタグラム(@toriimiyukitorii)より。

 お笑い芸人の薬物使用疑惑がネット上で相次いで取りざたされている。やり玉にあげられたのはロンブー淳、ナイナイ岡村、ダウンタウン浜田ら。根拠は乏しく「清原の次は大物司会者逮捕」報道や「なんとなくやってそう」というイメージから来るデマ同然のもの。これは清原和博の覚醒剤逮捕を受けての“風評被害”というべきものだろう。

「清原の薬物事件は内偵期間が長く、購入量も多いため、芸能界にも薬物仲間がいたのでは、という推測から派生しているようですね。中でも清原が現役時代から、タレント活動期まで一貫して“キメていた”ことも問題を大きくしているのかもしれません」(芸能関係者)

 ただでさえ、ハイテンションなお笑い芸人には薬物使用疑惑がかけられやすい。明石家さんまは『お笑い向上委員会』(フジテレビ系)において、若いころホテルでその筋の人間から「やってるの、わかってるよ」と言われたとギャグにしていた。頭の回転の早さや、ほとんど寝ない、といったエピソードも薬物使用疑惑を増強してしまうのかもしれない。

 薬物使用疑惑でもっともとばっちりを受けた芸人といえば、鳥居みゆきが挙げられる。

「彼女は、クマのぬいぐるみを抱え、髪をかき乱し叫ぶハイテンションなキャラクターが受け、2008年にブレイクを果たします。ですが、09年8月に同じサンミュージック所属の酒井法子が覚せい剤で逮捕されると、一気に露出が減りました。同じ事務所でなんとなく危なそうなキャラということで、自粛の対象になってしまったのかもしれません」(同)

 もちろん鳥居は薬物などやっていない。映像監督や女優活動に手を広げているからもわかる通り、あの狂気のキャラクターは演劇的なふるまいと見るべきだろう。

 さらに、お笑い芸人は先輩後輩同期など縦横のつながりが深い。身近に薬物に手を染めるような人間がいれば、厳しく糺されるような世界ではないだろうか。

 先にあげた『お笑い向上委員会』において、明石家さんまは「ナチュラルハイを作り出せる」と明言している。これはお笑い芸人には必須の才能かもしれない。
(文=平田宏利)

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狂気を表現できるってすごい。

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