「トラブってる?」絶賛炎上中の『グラブル』、返金に対する返答も酷く「法的に大丈夫なの?」「通報しろ」と危機的状況!?

1601_guraburu.jpg『グランブルーファンタジー』公式サイトより。

 松重豊、菅田将暉、早見あかりらが出演するCM「グラブってる?」でお馴染みのスマートフォン向けRPG『グランブルーファンタジー』(Cygames)。早くもTVアニメ化が決定するなど話題を集めている一方で、現在、ゲーム自体は絶賛炎上中だったりする。ついには消費者庁の立入検査を求める署名まで始まっているこの問題を、発端から最新情報まで簡略にお伝えしよう。

 サウンドディレクター・植松伸夫氏、アートディレクター・皆葉英夫氏のファンタジーRPG『グランブルーファンタジー』は、ほかのスマホゲーに漏れず“ガチャ”が物をいう、いわゆるガチャゲーだ。炎上の始まりも、そのガチャ。

 昨年12月31日にユーステス、ベアトリクスなどと一緒に追加された新キャラクター・アンチラ。新キャラクターであることに加え、新たな十二神将ということで、プレイヤーの多くが求める人気レアキャラに。その気持ちを汲んでか、運営は期間限定でアンチラ含む新規キャラクターの出現率がアップするイベントを開催したのだが、ニコニコ生放送にて「アンチラを引くまで回すのをやめない」というガチャ実況をしたユーザーが現れたことで、その出現率の低さが明るみになる。なんと、そのユーザーはアンチラを引くまでに、2,276回(70万円弱)もかかったのだ。

 Twitter上でも同じような報告が見られ、ユーザーの多くはアンチラの出現率を疑い始めた。無論、確率の上での話であり、数回でアンチラをゲットするユーザーも存在する。ただ、そうしたユーザーに対し、疑いを持ったりゲットできなかったりしたユーザーの中には、「ステマだろ」と怒りをぶつける者も見られた。『グラブル』出演声優・田中理恵(ロゼッタ役)も疑われた一人だ。

 また、ベアトリクスの性能表記に誤りが見られたり、アンチラと他のキャラクター、両方を持たないと発生しないイベントがあることなども、ユーザーに火をつけた。

 そして、ついに「ソーシャルゲーム業界内部の実態を明らかにし、ソーシャルゲームに関するガイドラインを厳密化することで、誰もが安全にゲームが遊べる世の中であってほしい」という願いから、納得できないユーザーたちが立ち上がり、1月7日に「グランブルーファンタジー運営会社に消費者庁による立ち入り検査を求める」という署名活動を開始。こちらは現在(1月14日)、賛同者数が2,000人を突破している。

 そうした背景もあってか、運営側は8日、出現率とベアトリクスについてゲーム内で謝罪文を掲載。ただ、アンチラの出現率が低かったのかどうかなど、肝心な部分は触れられておらず、「謝罪になってない」「ふざけるな」「バカにするのもいい加減にしろ」と、火に油を注ぐ結果に。

 もちろん、多額を投じたにも関わらず、満足のいく結果が得られないのだから、返金を求めるユーザーもいる。ところが、あるユーザーが『グランブルーファンタジー』を提供しているモバゲーに返金を求めたところ、「モバゲー通帳の過去の履歴についてお問い合わせいただきましたが、モバゲー通帳は最新の獲得/消費履歴からみて90日以上経過したものは、順次消去され閲覧できなくなります」との答えが返ってきたという噂がネットに流れ、「モバゲー最悪」「クソすぎる」「消しちゃうとか法律的にどうなの?」「これは通報事案だな」などの声が上がった(公式からのアナウンスはないので100%真実かどうかは定かではないが)。

 バンバンTVCMが流れるなど、プレイしていないと華やかなイメージがある『グランブルーファンタジー』。しかし一方では、「トラブってる」という言葉が頻繁に飛び交い、いまだ多くのプレイヤーが各キャラの発生率について、納得しかねる状況を招いてしまっている。射幸心を煽りすぎたパチンコ・パチスロも警察が介入し、規制が厳しくなったりしている。ガチャゲー全体に及ぶ大問題に発展したりしないとよいのだが……。

菅田将暉 アーティストブック 『 20 1 』

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菅田に怒りをぶつけるとか絶対ナシ!

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