AKB48から女優転身した川栄李奈、初舞台『AZUMI』のマスコミ評価は“意外な結果”に……

AKB48から女優転身した川栄李奈、初舞台『AZUMI』のマスコミ評価は意外な結果に……の画像1舞台『AZUMI 幕末編』スペシャルサイトより。

 今年8月4日にAKB48を卒業し、女優として活動を始めた川栄李奈。そんな川栄の今後を占う上で、試金石になる初主演舞台『AZUMI 幕末編』が11日、初日を迎えた。同日昼には公開ゲネプロが行われたが、現場の記者たちは川栄の演技に驚嘆の声を上げていたという。

 小山ゆう原作の『あずみ』はかつて、上戸彩主演での映画化、黒木メイサの舞台など、その都度、旬な女優を起用し話題となっている作品。今回も川栄がAKB48卒業後初の舞台となるため、注目が集まっており、先日の制作会見にも多くのメディアが詰めかけニュースとなった。

「この日、ゲネプロが始まる前の記者たちの空気は『川栄がどこまでやれるのか……』くらいな冷めた感じで『この舞台終わったら川栄どうするんだろ?』という声も聞こえていました。ですが、終わった瞬間、『思っていた以上にすごかった』と想像を超えた出来に驚きの声が多数あがってました。実際、川栄の殺陣シーンは、黒木とほぼ同じという350人を斬るというハードなもので、そんな大立ち回りをしながらもセリフがきちんと頭の中に入っていて、違和感はなかったですよ。演出の岡村俊一も『場面ごとに斬っている意味がなぜなのかわかってる。飲み込みも早い。まだ(可能性は)無限大で、舞台中も伸びしろがある』とコメントするなど納得の出来のようでした」(スポーツ紙記者)

 そんな声に呼応するかのように、会場には川栄に期待を寄せるお祝いの花も関係各所から届いていたという。

「AKB48のメンバーはもちろん、ドラマ『ごめんね青春!』に出演した縁もあってかTBSから、業界では有名な株式会社電通キャスティング アンド エンタテインメント。さらに、川栄はエイベックス・ヴァンガードに所属していますが、エイベックス・グループ・ホールディングス代表取締役社長CEOの“max matsuura”こと松浦勝人代表取締役社長名義のものまで来ており、目をかけられている感じがしました」(同)

 舞台は「『幕末Rock』かとツッコミたくなるような、坂本龍馬役の浅香航大による歌唱で出演者全員でダンスするシーンもあった」(観劇した20代女性)というコミカル要素も入るなど、川栄にとって女優業スタートとしては、さまざまな表情を見せるアピールになったよう。囲み取材では、「殺陣をいろいろ教えてもらったので、殺陣のある役をやってみたい」とも話していた川栄だが、今後の活動が前田敦子や大島優子を超えるような輝きを見せるのか、注目したいところだ。

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