AKB48・入山杏奈主演の前作は大ヒットしたのに…『青鬼』人気に陰り!? 実写映画最新作、初日舞台挨拶でガラガラ

150709_aooni.jpg映画『青鬼 ver.2.0』公式HPより。

 人気のフリーゲームソフト『青鬼』。これを題材にした実写映画『青鬼 ver.2.0』が現在公開中だが、熱狂的な人気となった前作と違い、初日から空席が見られるお寒い状況だったという。

 原作のゲームは、鬼が出るという噂の館を訪れたプレイヤーが“青鬼”の攻撃をかわしながら、謎解きなどをしつつ館を脱出するもので、怖いBGMなどの演出もあって若い世代の間で評判に。のちに発売されたノベルはシリーズ累計40万部超のセールスを記録するなど、他メディア化も上々なものとなった。2014年に公開された前作の映画『青鬼』は9館スタートにもかかわらず、連日満席が続出する人気ぶりで、公開ニコニコ生放送での有料配信の視聴数も1万2000を超え、ニコ生有料配信史上最高動員数を記録したり、上映館も最終的に80館までいき、興行収入も約2億円を叩き出すという快挙を成し遂げた。

 その前作の初日舞台挨拶の様子を取材していたスポーツ紙記者が、当時の熱気を振り返る。

「もともと事前に何かと話題となり、ニュースもバンバン出ていた作品ですが、主演がAKB48の入山杏奈でした。入山はその年の5月に川栄李奈と共に“握手会襲撃事件”の被害に遭い、療養を経て同6月のAKB48劇場公演に出演。それから約1週間後の公の場ということもあってか、初日の劇場はマスコミも座る席がないほど。作品の人気と、入山の元気な姿を見たいファンとでごった返してましたが、やはり入山のギプス姿は事件の生々しさを感じさせましたね」

 一方、今月4日に公開となった『青鬼 ver.2.0』。こちらは全国85館のスタートで、前作より規模の大きい劇場での初日舞台挨拶となったという。シネマート新宿での舞台挨拶を取材していた映画ライターがこう話す。

「主演の中川大志や、タレント・平愛梨の妹の平祐奈、後藤真希の甥の勧修寺玲旺などが勢揃いしたのですが、劇場後方の6列くらいはほとんど人がおらず、中央の座席なども空いているところがあるなど、劇場の観客は約7割ほど。さらに、舞台挨拶に訪れた客は、キャスト目当てでその後の舞台挨拶を追いかける人も多かったのか、イベント終了後は、ごっそりと人がいなくなり、本編をそのまま残って観ていた観客は4割くらい。初日にしては、えらく少ない感じがしましたね」

 前作は初日2日間で9館ながら約5000人の集客という勢いのあるものとなったが、今作はそんな勢いを感じさせるようなトピックも今のところ聞こえてこない。今後巻き返しがあるのか見守りたいところだ。

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